2月4日 ウルトラマンマックス エリーが地球攻撃に利用される!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月4日(2006年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月4日」(2006年)。
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ケルスと戦うウルトラマンマックス  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2005年7月2日より放送が開始された『ウルトラマンマックス』は、M78星雲からやってきたウルトラマンマックスが対怪獣防衛チームDASHの隊員トウマ・カイトと一体化。平成になってからのTVシリーズではほとんど見られなかった、過去の人気怪獣の再登場が積極的に試みられた作品です。

DASHのオペレーターで、いつも的確な指示を出すエリー。彼女はアンドロイドであるが、大事なDASHの仲間だ。しかし、そんなエリーが何者かからのハッキングを受け、UDF日本支部基地ベース・タイタンから逃走してしまう。その犯人は、以前地球に現れた宇宙工作員 ケサムの同胞であるケルスだった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

エリーが何者かに操られる

2006年2月4日は『ウルトラマンマックス』第32話「エリー破壊指令」が放送された日です。射撃の訓練を行うコバ・ケンジロウ隊員。結果が芳しくなく悩むコバに、エリーは射撃時の体勢をミリ単位で修正するようアドバイスをおくる。すると、突然エリーの様子がおかしくなる。エリーは、自分の頭の中に誰かがアクセスしていることを伝えると、コバを突き飛ばしてベース・タイタンから抜け出してしまった。コバはあとを追いながらヒジカタ隊長に報告。しかし同時にベース・タイタンのシステムがエリーを通じて乗っ取られ、ダッシュマザーやダッシュバードの出撃ができなくなってしまった。さらに、宇宙空間で次元振動が発生し、地球付近にミサイルの搭載されたコンテナが現れる。

ヒジカタ・シゲル隊長はコバにエリーの救出と敵の調査を指示。一方、エリーは何者かにより体を拘束させられていたが、自身のシステムを再起動させることで洗脳ウイルスを除去。正気に戻った。そこに、エリーを操った男が現れる。それは、以前地球を爆破しようと現れた宇宙工作員 ケサムと同族のケレスだった。そのころ、ベース・タイタンのカイトたちも宇宙に出現したコンテナが宇宙工作員のものであり、事件を起こしたのが彼らであることに気づく。

状況を分析したエリーはベース・タイタンに通信。自分の状況と、宇宙に出現したミサイルコンテナが世界各地のUDF基地を狙っていると報告。さらに、敵が自分のコンピューターから全基地のデータを引き出したため、防衛システムが無力であることを告げる。そして、エリーのコンピューターはミサイルの誘導に利用されようとしていた。エリーは自分を破壊するようヒジカタ隊長に訴えようとするが、そこに離席していたケルスが戻り通信は遮断されてしまう。
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