あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月26日」(2005年)。
ナイトレイダーの援護を受け、ついにゴルゴレムを倒したネクサス。しかし姫矢は、ウルトラマンの力を調べようとする地球解放機構・TLT(ティルト)に拉致されてしまう。
ネクサスがゴルゴレムを撃破する
ナイトレイダーは、ネクサスを援護しゴルゴレムを攻撃。ネクサスは、残る力を振り絞り、オーバーレイ・シュトロームでついにゴルゴレムを撃破したのだった。戦いを終え、帰還する孤門たち。一方、元の世界に戻ってきた姫矢は、立っていることもままならず、倒れてしまう。そこに、防護服を着た集団が現れる。姫矢は、その集団に拉致されてしまった。
一方、カメラマンの保呂草が撮影した、温泉街でのゴルゴレムとナイトレイダーの戦いの写真は、姫矢の知人のジャーナリストである根来甚蔵の手に渡っていた。根来は、スポーツ新聞社で記事にしてもらおうと、その写真を編集者に託す。
しかし翌日、他社の新聞が一斉に、「カッパが現れた」、「首長竜の死骸漂着」といった、インチキ記事を一面に載せていた。TLTが手を回し、インチキ記事を掲載させることで根来の告発を埋もれさせたのだ。根来は、社会の秩序を守るため、人々からスペースビースト事件の記憶を消す、メモリーポリスに追われてしまう。