ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 王の証に秘められた力とは? テッペンとったヤンマが暴走!?

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第44話】

テレビマガジン編集部

ギラとラクレス・ハスティーが力を合わせて宇蟲王ダグデド・ドゥジャルダンを倒した第43話に引き続く第44話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!
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打倒ダグデドの切り札となる王の証の力とは?

王の証たるオージャクラウンランスには強大な力が秘められているという  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
シュゴッダムは2000年に渡ってダグデドに忠実なふりをしながら反撃の時を待っていました。

ギラとラクレスの共闘で倒されたかに見えたダグデドでしたが、復活を果たします。

罪人となったラクレスは、王様たちの道具として生きて戦うことを要求され、各国で雑用に勤しんでいましたが、ダグデドが復活した今、いち早く策を練らねばとギラは心落ち着かぬ様子でした。

ラクレスによれば、打倒ダグデドの切り札があると言います。

それは2000年前、バグナラクを打ち倒した英雄たちが使ったとされる力で、平和を手にした後に封じられたとのこと。

シュゴッダムの王冠もそのひとつだったのです。そして王の力は王の証に封印されているとラクレスは言いました。

王様戦隊たちは早速、それぞれの王の証の分析を始めます。

リタ・カニスカの秘められた力は右目に隠された氷の秘術だということはわかっていますが、その他の王の証は使い方がわかりません。

ヤンマ・ガストは長くて2徹で解析してみせると自信満々ですが、過大な力であるがゆえ、間違いを犯さぬようリーダーを決めなければならないとラクレスは進言します。

リタは簡易決闘裁判でリーダーを決定すると、各国の王たちの頭に紙風船をセットしてピコピコハンマーで風船を割り、風船が残っていた者が勝利者だと告げ、王様同士の決闘が開始されました……!

暴走するヤンマを止めたギラの熱き想い!

強大な力を手に入れたヤンマは、我を忘れてその力を使い始めてしまうが……  ©テレビ朝日・東映AG・東映
王鎧武装した途端、5人の王たちは一斉にギラに襲いかかり一瞬で風船を割ってしまいました。

まずは強敵であるギラを脱落させたうえで、残った4人はピコピコハンマーをにぎって簡易決闘裁判を続けます。

ジェラミー・ブラシエリ=スパイダークモノスがリタ=パピヨンオージャーの「もっふんぬい」を人質にとってリタが脱落、カグラギ・ディボウスキ=ハチオージャーはヒメノ・ラン=カマキリオージャーの母の写真を見せ、隙をついてヒメノを脱落させました。

しかし、これでは無法が通った決闘裁判です。

ここはリタの仕切り直しで最後まで立っていた者が勝者ということで、戦いは泥仕合の様相を呈していきます。

これではただの仲間割れだと意を唱えるギラの言葉を聞き、いちはやく変身解除したヤンマは終わらせてやるとゴッドトンボを召喚、王の証の力を使い出したのです。

結局、簡易決闘裁判は、王の証の解析をすませていたヤンマがその力を使って他の王たちを吹き飛ばして決着を見たのですが、シュゴッダムの民たちも「俺がテッペンだ」と、つかみ合いの喧嘩をしているではありませんか。

すべては人々を洗脳するヒルビルの仕業だったのです。

強大な力を手に入れたヤンマは落雷を発生させて民たちを恐怖に陥れ、さらにダグデドが民たちを琥珀で固めてしまいます。

洗脳が効かないカグラギがヒルビルを攻撃、この隙にギラはヤンマを止めに駆け出します。

ギラはヤンマの顔面をぶん殴り、殴ってすりむけた自分の拳を見せつけ、王の力は民を守るためにしか使ってはいけないと、説得を始めました。

ヤンマが周囲を見渡すと黒雲が空を覆い、無数の雷が落ちて地上は大火事に見舞われており、ヤンマは我に返りました。

ギラの気持ちが届き、ヤンマの洗脳は無事に解けたのです。
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