【マクロスΔ】#ワルキューレロス のあなたに捧ぐ、感動のライブツアー千秋楽レポート!

ワルキューレ単独公演最後のライブツアー千秋楽、幕張メッセ公演Day-2の様子をレポート!

テレビマガジン編集部

ワルキューレのデビューは、西暦2065年……

ラストを飾る2曲は、5人の絶対的な絆を連想させる「Absolute 5」から、『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』のエンディングテーマとなった「ルンに花咲く恋もある」へと繋がっていく。

アンコールでは、アルバム「Walküre Reborn!」のソロ曲を中⼼としたメドレーを披露。美雲ΔJUNNAの「無限⼤DRIVE」からフレイアΔ鈴⽊みのりの「⾵は予告なく吹く」、カナメΔ安野希世乃の「キキワケナイ!」、マキナΔ⻄⽥望⾒の「マダマニア」、レイナΔ東⼭奈央の「キズナ→スパイラル」が紡がれていく。そして、メドレーのラストは、フレイアΔ鈴⽊みのりによる「愛してる」によって締めくくられた。

最後のMCでは、キャラクターではなく、それぞれが個⼈として8年間の思いを観客に伝えていった。カナメΔ安野希世乃は、アニメスタッフ、ワルキューレチーム、バンドメンバーへの感謝を伝え、レイナΔ東⼭奈央はワルキューレひとりひとりにメッセージを送った。

マキナΔ⻄⽥望⾒はメンバーそれぞれとのエピソードを披露し、感謝の言葉を伝えた。美雲ΔJUNNAは、デビュー前にワルキューレとして活動することに悩みながらも、その出会いに感謝していること。そして一緒に美雲というキャラクターを作り上げてきた声優の小清水亜美に、幾重もの感謝の言葉を口にした。

最後に、フレイアΔ鈴⽊みのりが語ったのはフレイアへの想いだった。MCを終えたあと、フレイアΔ鈴⽊みのりは花道を歩きながら、「りんごのうた」をアカペラで披露。続く「ALIVE 〜祈りの唄〜」は、5人だけではなく、会場の全員を巻き込んでの⼤合唱で一体感が生まれる。そしてラストナンバーとなった「宇宙のかけら」では、5人の思いが1つになって手を取り合いながら歌い、会場は感動の渦に包まれた。
▲最年少ながら絶対的な歌唱力で、ワルキューレを牽引した美雲ΔJUNNA。
▲まさにフレイアそのものという魅力を感じさせたフレイアΔ鈴⽊みのり。
▲リーダーとしてワルキューレをまとめあげたカナメΔ安野希世乃。
▲確かな実力でワルキューレメンバーの精神的支柱となったレイナΔ東⼭奈央。
▲ムードメーカーとしてメンバーの潤滑油となったマキナΔ⻄⽥望⾒。
5人全員が退場し、ライブの終了を思わせたが、突如流れてきたのは、ワルキューレ1stライブのオープニングナンバーだった「恋! ハレイション THE WAR」。舞台のせりから上がってきた5人は、『マクロスΔ』第1話の劇中歌であり、ワルキューレの始まりを思い起こさせる一曲を披露し、観客は新たな希望を抱かずにはいられなかった。

最後のMCでカナメΔ安野希世乃も語っていたが、ワルキューレのデビューは西暦2065年。これが終わりではなく、来るべき未来に、きっとワルキューレは銀河のどこかで歌い続けていると感じさせる楽曲で、『ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜』は幕を閉じた。

公演の最後には特報として、「マクロス」シリーズ新作アニメ企画のスタートと、アニメーション制作をサンライズが担当することが発表された。ワルキューレに続く、アーティストはどんな感動をもたらしてくれるのだろうか。「マクロス」の新たな歴史に、期待せずにはいられない。

2022年10月28日に刊行された『マクロス超百科』では、『マクロスΔ』、そしてワルキューレをはじめとする、「マクロス」シリーズの誕生秘話や企画意図、原作者の一人である河森正治氏直筆の企画書や絵コンテ、ラフデザインなどを交えて解説。特技監督である板野一郎氏と、その愛弟子であるunknownCASEを交え、「マクロス」のメカアクションも紹介。

主要メカ、キャラクターを網羅する「マクロス」シリーズの入門に最適なガイドブックとなっている。新たな「マクロス」シリーズがスタートするタイミングに、40年の歴史を紐解いてみてはいかがだろうか?
『マクロス超百科』定価:本体3000円(税別)
『超時空要塞マクロス』から最新作『マクロスΔ』まで、映画版やOVAも含め、すべてを網羅したデカルチャーな超百科。河森正治によるバルキリー&デザイン解説や、板野一郎×unknownCASEによるマクロスCGの歴史をたどる対談を収録! さらに、貴重な当時の企画書や初期構成案資料などファン垂涎の資料を掲載。

ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜ライブメモリアルブック

『マクロスΔ』戦術⾳楽ユニット“ワルキューレ”単独ラストライブのメモリアルブックが予約受付中だ。東京・⼤阪・幕張で開催された全6公演のライブ写真を100点以上収録。さらに、ワルキューレ全員によるライブ振り返り対談や、新規撮りおろし写真など掲載予定となっている。
【書籍情報】
「ワルキューレ FINAL LIVE TOUR 2023 〜Last Mission〜」ライブメモリアルブック
価格:4,950円(税込)
サイズ:A4変形 80ページ
受付期間:2023年6⽉3⽇(⼟)15:30〜8⽉6⽇(⽇)23:59

詳しくはマクロス公式ポータルサイトmacross.jpをご確認ください。
※上記内容は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。