あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月8日」(1974年)。
幼少期に失踪してしまった幼なじみ・真理と再会した北島隊員。しかし、真理はドルズ星人によって怪獣に改造されていた。
北島隊員が幼なじみと再会
北島は子どものころ、山川真理という幼なじみがいた。しかしある日、真理は北島の目の前で謎の人物に抱き抱えられ、どこかに連れ去られてしまう。子どもだった北島は、それを止められず、ただ真理の名前を呼ぶしかできず、その日以降、北島は真理の姿を見ることはなかった。
その後、北島は突然の来客で目を覚ました。北島の自宅を訪れたのは、なんと行方不明になっていた真理だった。再会を喜ぶ北島。真理は、「遠い国」にいっていたらしい。また明日会うことを約束し、別れる北島と真理。しかし、真理は北島が去ると手鏡を取り出し、ドルズ星人と通信をはじめる。ドルズ星人は、50時間後にお前は怪獣になると真理に告げ、それまでにZAT本部に侵入するよう命じたのだった。