バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 6人目の戦士が誕生! ブンブンジャーが戦力アップだ!
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第18話】
2024.06.30
キャノンボーグの依頼を受ける始末屋サキト!
サキトは10歳のときに地球を捨てて宇宙へ飛び立ったのだ。それが今になってなぜ地球に帰ってきたのか。
そのころ、サキトはビュン・ディーゼル=ビュンディーとともにハシリヤンの隠れ家を訪れていた。
ハシリヤン幹部のキャノンボーグと対面したサキトとビュンディーはキャノンボーグの仕事の依頼を受けていたのだ。
その依頼の内容はずばり、ブンブンジャーの始末だ。
サンシーターのデコトラーデ、イターシャ、ヤイヤイ・ヤルカーはこのやりとりを見て不平をこぼす。
それでもキャノンボーグの思い切った策に感心するデコトラーデであったが、イターシャはサキトのことをどうしても信用できないと不安を隠せない様子だ。
これを聞いたサキトは高くつくぞと強気に言うが、イターシャが懐から出したレーサーのサイン入りトレカを見たサキトの表情が一瞬ゆがんだ。
そのトレカはサキトから宇宙最速のスリであるイターシャが盗みとったものだったのだ。
憤慨し、ブンブンコントローラーを抜いたサキトをビュンディーはハシリヤンともめ事を起こすと仕事がやりにくくなると制した。
トレカを人質に取られたサキトは仕方なくキャノンボーグの依頼を受けたのだ。
キャノンボーグは取り出した伝説の剣にイグニッションキーを挿し、苦魔獣ソードグルマーを誕生させ、サキトのサポートとして同行させるのだった。
10歳のときのサキトを知る友人がいた!
その町工場はサキトが失踪した当時、ただ一人だけ証言したクラスメイトの長田カケルが成長し、経営していたのだ。
タイヤが車を降りて買い物帰りのカケルをつかまえて話を聞こうとした矢先、ブンブンチェンジャーにブンドリオからの通信が入った。
それはブンブンシグナルの反応をキャッチし、猛スピードで接近中との知らせだった。
その直後、紫の閃光が走りタイヤはその衝撃波をかわして地面に転がった。
閃光の正体はサキトである。タイヤはサキトと話をしようとするが、サキトは「お前を始末する」と言い放ちブンバイオレットに変身、ブンブンコントローラーのボウガンモードでタイヤに襲いかかったのだ。
タイヤも攻撃をかわしつつブンレッドに変身、ブンバイオレットの背後をとってブンブンハンドル・ガンモードをブンバイオレットの後頭部に突きつけた。しかし、ブンバイオレットは背後のブンレッドにボウガンモードを脇の下から突きつける。
互いに動きを止め、ブンレッドはなぜ地球を捨てたのかとブンバイオレットに問えば、ブンバイオレットはお前に関係のないことだと受け流す。
だが、ブンレッドが地球を捨てたのは子どものころのお前の悲鳴だと指摘、するとブンバイオレットが反応し、子どものころの記憶を蘇らせた。
それは10歳のとき、田舎の林の中で遭遇した強い発光体の姿だ。光の中には複数の異星人たちの影が見え、その中の一人がサキトの前に近寄ってきた。それがビュンディーだった。
10歳のサキトはビュンディーに俺を宇宙に連れていけと願い出たのだ。そして、異星人たちは宇宙をきれいに片づけることを仕事とする始末屋だったのである。
宇宙の始末屋は自分に生きる場所を与えてくれたが、地球にそんな者はいなかったのだというブンバイオレットにタイヤは、一人、友だちがいただろうと返す。
イターシャに盗み取られたトレカは、10歳のころに長田カケルが持っていたものだったのだ。
子どものころは無力だったかもしれないが、今の俺は聞こえた悲鳴を絶対に無視しないとブンレッドはブンバイオレットに言葉を投げかけ、一歩身を引いて変身解除した。
ブンバイオレットも変身解除し、地球人で俺の悲鳴を聞いたやつなどいないと反論するが、タイヤは今の俺には聞こえるとサキトの言葉を否定、笑顔で接するタイヤにサキトも空に向けて撃った銃口を下げた。どうやらタイヤの気持ちが伝わったようである。
すると突然、工場のほうから悲鳴があがった。サンシーターとネジレッタ軍団、ソードグルマーが長田カケルとその家族、工場で働く工員たちを人質にとったのだ。