【ウルトラマンデッカー】哀しみを背負ったやさしき海底原人ラゴン

TELEMAGA.netが独自につかんだ『ウルトラマンデッカー』第20話の最新情報を大公開!

テレビマガジン編集部

『ウルトラマンデッカー』の放送前日に、TELEMAGA.netがキャッチした第20話の【独自】情報をいち早くお届けします。これを読んだら「はやく土曜の朝になあれ」と待ち遠しくなる!
【前話までのストーリー】

TPUのアサカゲ ユウイチロウ博士は、未来からやってきた、バズド星人のアガムスだった。アガムスは、ふるさとの星バズド星が危機におちいったのは、地球人の宇宙進出のせいだと思いこみ、地球をほろぼそうと企んでいるのだ。

さらに、異次元人ヤプールがアガムスに甘い言葉をかけ、ともにウルトラマンをたおそうと共闘をもちかけてきたのだ。

いまだに解明されないスフィアの謎。そして、アガムスとヤプールによる攻撃も激しさを増すばかりだ。デッカーとカナタに、さらなる試練がのしかかってくる。

カナタは、スフィアに包まれた地球を救うことができるのか。そして、復讐にとらわれたアガムスの心を取りもどすことができるのか!

2億年前から生息していた海底原人

『ウルトラマンデッカー』第20話に登場するのは、ラゴンだ。

今回デッカーが戦う相手は、そう、「怪獣」ではなく「海底原人」なのだ。

ラゴンが初めて登場したのは、1966年に放送された、ウルトラマンシリーズの第1弾、『ウルトラQ』の第20話「海底原人ラゴン」。
静かな漁村に突如として現れたラゴン  『ウルトラQ』第20話「海底原人ラゴン」
ラゴンは、2億年前から地球の海底に棲んでいた、人間型の生物だ。

性格はおとなしく、もともとは人を襲うような生き物ではない。

音楽も好きなようで、ラジオから流れていたトランペットの音色に耳をかたむけていた。

そんな、本来はおだやかなラゴンだが、自分の産んだ卵が漁師の網にひっかかり、人間の村に連れ去られると、それを取り戻すために海から上陸し、つぎつぎと住人を襲っていく。

だが、孵化した子どもを返してもらうとおとなしくなって、海へと帰っていくのだった。

巨大化したラゴンが暴れ回る!

葉山マリーナに出現したラゴン  『ウルトラマン』第4話「大爆発五秒前」
続いての登場は、『ウルトラマン』第4話「大爆発五秒前」だ。

ここで登場するラゴンは、もともとは日本海溝5000メートルの海底深くに生息していたが、太平洋に落下した原子爆弾の影響で巨大化して凶暴になってしまう。

そして、海面に浮上すると、巡視船をつかんで沈めてしまうという暴れっぷり。

ラゴンはその後、原爆の不発弾のひとつを体につけたまま神奈川沖から上陸するのだが、人々は、ラゴンの姿を見ると恐怖で逃げまどうのだった。

科学特捜隊は、ラゴンに音楽を聞かせておとなしくさせようとするが、凶暴化したラゴンにはそれが逆効果となり、さらに暴れ出してしまうのだ。

ハヤタ隊員はウルトラマンに変身して、ラゴンの体についた原子爆弾を爆発させないように必死に守るが、ラゴンは口から光線を放ち、ウルトラマンをピンチにおとしいれる。

だが、最後は原子爆弾が地上で爆発するのを避けるべく、ウルトラマンに宇宙に連れていかれ、原子爆弾とともに爆発して哀れな最期をとげるのだった。
口から放射能の光線をはくラゴン​  『ウルトラマン』第4話「大爆発五秒前」
『ウルトラQ』では、子どもを守るための母性としての「怒り」。

『ウルトラマン』では、原爆の影響で自分をコントロールできなくなって暴れてしまうという「怒り」。

どちらのラゴンにも共通するのは、悲しい運命によって引き起こされた「怒り」なのだ。

どこか、悲哀というか、悲しみを背負っている。

それがラゴンだ。

ちなみに、『ウルトラQ』に登場したラゴンはメス。

『ウルトラマン』に登場したラゴンはオスだということがわかっている。

人間といっしょに暮らす親子

ラゴンの親子  『ウルトラマンオーブ』第8話「都会の半魚人」
一方、ラゴンは心温まる姿を見せてくれることもある。

最近の放送では、『ウルトラマンオーブ』に登場したラゴンの親子が記憶に新しいところだろう。

ここでは、凶暴化することもなく、人間界のごくふつうの魚屋さんに、母と子の親子で居候しているという、なんともほほえましい姿を見ることができた。

そうなのだ。

これが、ラゴンの本当の姿なのかもしれない。

第8話「都会の半魚人」では、ラゴンの子どもが病気になってしまうのだが、SSPのキャップこと夢野 ナオミが歌を聴かせると、元気を取り戻し、うれしそうな顔を見せる。

ここでも、歌が重要な要素として使われている。
元気を取り戻したラゴンの子ども  『ウルトラマンオーブ』第8話「都会の半魚人」

謎を秘めた「らごんさま」

第20話では、このラゴンが、ワダツミシティに現れ、住民を襲うところから話がはじまる。

いったい、今回登場するラゴンには、どんな生い立ちが秘められているのか。

いつにも増して謎が多いのが、今回の第20話「らごんさま」だ。

ラゴンの文字が、ひらがななのも、気になるところだ。

真相解明のために現場に向かった、カイザキ副隊長、キリノ隊員の活躍にも注目しよう。

2022年12月3日(土)放送の『ウルトラマンデッカー』も、目が離せないぞ!
地上に現れたラゴンには、いったいどんな秘密が?

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日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter...