加治木の愛がマルガムを止めた? 2体のマルガムに立ち向かうガッチャードは勝てるのか!?
3分でわかる『仮面ライダーガッチャード』見どころ&要チェックポイント!【第45話】
2024.07.21
見どころ その1:ジャングルマルガムが聖を襲撃する!
仮面ライダーガッチャードとマジェードの活躍でサブマリンマルガムは倒されましたが、さらにガエリヤは京都の刑務所に収監されていた連続殺人犯の矢吹をジャングルマルガムに変え、宝太郎の親友・加治木 涼に京都から会いにきた姫野 聖を襲わせようとしたのです。
ジャングルマルガムから聖を救出したガッチャードとマジェードはジャングルマルガムと交戦し、加治木に聖とともに逃げるよう示唆します。
しかし、加治木が気を失っている聖に近づこうとしたそのとき、クロトーが聖を抱きかかえ、ジャングルマルガムともども姿を消してしまったのです。
現場に駆けつけた鶴原錆丸と銀杏蓮華は、スマホーンの力を使って泣き崩れる加治木のスマホから聖の連絡先を解読し、居場所を突き止めました。
こうして宝太郎は加治木を伴って、聖の救出に向かったのです。
一方、枝見鏡花の研究室ではラケシス人間化計画が進められていました。
催眠から目覚めたラケシスは、自分のモデルとなった人間の記憶を思い出したようでした。
その人間は見栄っ張りで欲深く、冷酷な人間でしたが、「歌手として成功し、自分の歌を世界中に届けたいという夢を抱いていたところが嫌いになれなかった」とラケシスは鏡華に報告します。
そのころ、グリオンはアトロポスとともにクロトーの前に現れ、冥黒王ガエリヤの従者となった彼女を戒めます。
クロトーは、「自分の行動はアトロポスとラケシスと一緒にいたころに戻りたいからなのだ」とグリオンに弁解し、そして「ラケシスが再び戻ったときには許してやってほしい」と懇願したのです。
グリオンは「自分も家族を愛しているのだ」と、ラケシスを許すことをクロトーに約束したのですが……。
見どころ その2:聖の身体からマルガムが分離!
剣が聖のことを憎んでバッテリーマルガムに変身してしまったこと、聖もまた黒い波動に包まれてバッテリーマルガムになってしまい、剣を攻撃した記憶を蘇らせてしまったのです。
「強い執着心こそ聖の本質であり、信じていた者の裏切りを許すことができず、それは憎しみとなってケミーに秘められた暗黒の力を最大限に引き出した」とガエリヤは語りました。ガエリヤは聖が持つその特別な力を手に入れようとしているのです。
そして、ジャングルマルガムに変身した矢吹に聖を襲わせ、聖の絶望を解放させようとしたのです。
ジャングルマルガムが放った鋭い蔦が聖を襲おうとしたそのとき、宝太郎と加治木を乗せたゴルドダッシュが聖をかばいました。
そして、宝太郎はレインボーガッチャードに変身し、ジャングルマルガムに対します。
加治木が聖に駆け寄ったところ、聖は加治木を拒んで走り出し、あわてて加治木があとを追いました。
聖は「自分は犯罪者の兄をもつ身であり、怪物となった自分には加治木と一緒にいる資格がない」と、加治木を突き放したのです。
そこにクロトーとガエリヤが現れ、聖の身体を黒いオーラが包んだかと思うと、聖の身体から黒のバッテリーマルガムが分離しました。
特別な力をもつ人間から生まれたマルガムは、人間の分身であり憎しみの化身そのものなのです。
レインボーガッチャードはガッチャーブラザーズ スチームホッパーを錬成し、ジャングルマルガムを迎えつつ黒のバッテリーマルガムを撃破しますが、再び聖からマルガムが分離しました。
「憎しみがある限り、マルガムは無限に生まれ続けるのだ」とガエリヤは豪語します。止めるには聖を倒すしかないというのです……。
見どころ その3:加治木の熱意が聖に伝わり、倒されたマルガム!
しかし、激しい放電にガッチャーブラザーズ ゴルドメカニッカーは耐えきれずすぐに消滅します。それでも加治木はひるむことなく聖に近づこうとしました。
這いつくばり必死に前に進もうとする加治木に、聖は「こないで」と拒み続けています。
しかし加治木は、聖がマルガムとなったことをはじめとしてすべての記憶を蘇らせたこと、さらに宝太郎から勇気をもらったことを告げ、自分が聖を守ると決然と宣言したのでした。
「楽しかった思い出まで否定するな」という加治木の言葉に、ついに聖は加治木との記憶を蘇らせ、黒のバッテリーマルガムは動きを止めたのです。
その刹那、レインボーガッチャードはUFO‐Xのカードを使ってガッチャーブラザーズ スチームホッパーをスーパーガッチャード UFO‐Xにチェンジさせ、2体のマルガムを撃破することに成功したのでした。
今、聖はすべての記憶を取り戻したのですが、加治木は「もう一度聖の記憶を消してくれ」とミナトに頼んだのです。
「聖がもつ恐ろしい記憶をすべて消してほしい、そのため自分のことを忘れられてもかまわない」というのが加治木の真意でした。
しかし、聖は異を唱えます。聖は「加治木との思い出が消えるのは絶対イヤだ」と加治木に訴え、加治木にも聖の心が伝わりました。
そんなふたりを見たミナトは聖の記憶を消すことなく、ケミーの掟を破って立ち去っていきました。
加治木と聖は、さらに深い仲となったようでした。
しかし、ガエリヤは「聖がもつ特別な力そのものは消えることはない」と言い、空に出現した魔法陣が吸い上げた黒い粒子を街へ降らせたのです。
悪意こそ人類とケミーを正しき進化へと導き、やがて憎しみの連鎖が世界を包むのだと──。
その言葉に呼応するように、よからぬ話題が世間に発信され始めるのですが……続きが気になりますね!
『仮面ライダーガッチャード』クイズ
ラケシス人間化を進める枝見鏡花がラケシスの恋の相手の候補としてあげたのは誰?
①一ノ瀬宝太郎 ②黒鋼スパナ ③ミナト