800年前、アンクは王に作られた
800年前、とある王国。その王国は、さほど大きくはないが活発な交易により豊かさを保っていた。
その交易の中心になっていたのは薬。その国では、豊富に採れる薬草を特殊な技術によって精製し、薬にして輸出をしていた。その質の高さはどこの国も及ぶことができなかった。
その質の高さを支えていたのが錬金術師だった。彼らは薬だけでなく、さまざまな良質なものを作ることに長けていた。その錬金術師たちに、王は即位したとたんに命令したのだ。
「君たちの欲望を解放したまえ。それが私の欲望を満たす第一歩となるのだ」
錬金術師の真の目的は人工の生命体を作ることだった。王はそれを全面的にサポートした。結果、誕生したのが生物のパワーを凝縮して作られたコアメダルだったのだ。
コアメダルは、オーズドライバーを通じて古代オーズに巨大な力を与えた。のみならず、コアメダルをベースにして、大量の銀色のセルメダルと組み合わせることで、人工の生命体を生み出す。
それが、ウヴァ、カザリ、メズール、ガメルであり、そしてアンクだった。そう、800年前「王」が「グリード」を作り、そして従えたのだ。だから、2021年の現在も、グリードは王に従った。ただ、今と違うのは、王はアンクをも従えていたということ……。
その交易の中心になっていたのは薬。その国では、豊富に採れる薬草を特殊な技術によって精製し、薬にして輸出をしていた。その質の高さはどこの国も及ぶことができなかった。
その質の高さを支えていたのが錬金術師だった。彼らは薬だけでなく、さまざまな良質なものを作ることに長けていた。その錬金術師たちに、王は即位したとたんに命令したのだ。
「君たちの欲望を解放したまえ。それが私の欲望を満たす第一歩となるのだ」
錬金術師の真の目的は人工の生命体を作ることだった。王はそれを全面的にサポートした。結果、誕生したのが生物のパワーを凝縮して作られたコアメダルだったのだ。
コアメダルは、オーズドライバーを通じて古代オーズに巨大な力を与えた。のみならず、コアメダルをベースにして、大量の銀色のセルメダルと組み合わせることで、人工の生命体を生み出す。
それが、ウヴァ、カザリ、メズール、ガメルであり、そしてアンクだった。そう、800年前「王」が「グリード」を作り、そして従えたのだ。だから、2021年の現在も、グリードは王に従った。ただ、今と違うのは、王はアンクをも従えていたということ……。
底知れない王の欲望。アンクはそれに対抗しようとするが…⁉
５人のグリードを従えた王は、進撃を開始した。800年後のオーズドライバーの持ち主・映司と同じく（映司は過去のトラウマが原因で、欲望を表現することができなくなっているが）底なしの欲望を持つ王は、世界を統べるべく邁進した。
かつては、ある大陸の中心にあり、まわりを大国に囲まれていた王の国は、いまでは大陸中で一番の大国となっていた。王もさらなる力を得るようになっていた。対抗するにはあまりに強大なほどの……。
しかし、アンクからすれば、誰かの下に従うことは自身のプライドが許さなかった。そのため、他のグリードを説得し、王をともに討つべく行動する。しかし、その計画は王にバレていた。
だが、そのことは王に責められず、逆にある提案を受けた……。
かつては、ある大陸の中心にあり、まわりを大国に囲まれていた王の国は、いまでは大陸中で一番の大国となっていた。王もさらなる力を得るようになっていた。対抗するにはあまりに強大なほどの……。
しかし、アンクからすれば、誰かの下に従うことは自身のプライドが許さなかった。そのため、他のグリードを説得し、王をともに討つべく行動する。しかし、その計画は王にバレていた。
だが、そのことは王に責められず、逆にある提案を受けた……。
さらにまがまがしい姿に、進化した王
復活した古代オーズがさらにまがまがしく変身した姿。グリードの力を取り込み、大いなる力を手にした ©2021 石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映 PHOTO/講談社
800年前、王に、グリードに、アンクに、このあと何が起こったかは、ぜひ『小説 仮面ライダーオーズ』をぜひ読んでほしい。映司の過去のトラウマの原因がなんだったかもわかるなど、『仮面ライダーオーズ』をより深く知るための一助に必ずなるはずだ。
さて、現在に復活した古代オーズは、さらなるパワーアップを遂げ、映司とアンクに襲い掛かってくる。その時の姿が、上の写真だ。４つのタイプのコアメダルの力をバランスよく取り込んでいる様がわかるだろう。
彼がどんな攻撃を仕掛けてくるか、それはぜひ劇場で確かめてくれ！
知れば知るほど深いオーズの世界、今回は「王」と「グリード」に絞って解説してみたが、「鴻上ファウンデーション」「バースシステム」など知れば知るほど奥が深い。
そうした主人公以外の部分にも焦点をあてて見てもらえると、よりさまざまな楽しみ方ができるかもしれない！
さて、現在に復活した古代オーズは、さらなるパワーアップを遂げ、映司とアンクに襲い掛かってくる。その時の姿が、上の写真だ。４つのタイプのコアメダルの力をバランスよく取り込んでいる様がわかるだろう。
彼がどんな攻撃を仕掛けてくるか、それはぜひ劇場で確かめてくれ！
知れば知るほど深いオーズの世界、今回は「王」と「グリード」に絞って解説してみたが、「鴻上ファウンデーション」「バースシステム」など知れば知るほど奥が深い。
そうした主人公以外の部分にも焦点をあてて見てもらえると、よりさまざまな楽しみ方ができるかもしれない！
Ｖシネクスト 『仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル』
2022年３月12日（土） 新宿バルト９ほか期間限定上映中、８月24日（水）Blu-ray&DVD発売
【キャスト】
渡部 秀 三浦涼介 高田里穂 君嶋麻耶 岩永洋昭 ヤマダユウスケ 橋本汰斗 矢作穂香 松本博之 有末麻祐子 寺田藍月 甲斐まり恵 ／ 宇梶剛士
声の出演：日野 聡 谷昌樹 ゆかな ナレーション：中田譲治
【スタッフ】
原作：石ノ森章太郎
脚本：毛利亘宏 音楽：中川幸太郎 アクション監督：宮崎剛
主題歌：「Anything Goes! OOO 10th Mix」大黒摩季
監督：田﨑竜太
詳細は、公式サイトをご覧ください。
『小説 仮面ライダーオーズ』の詳細をさらに知りたい方はこちら！
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テレビマガジン編集部
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS：テレビマガジンX（旧Twitter） @tele_maga SNS:テレビマガジンLINE＠ @tvmg 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。
日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS：テレビマガジンX（旧Twitter） @tele_maga SNS:テレビマガジンLINE＠ @tvmg 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。