学習オンライン化の今こそ見直すとき!? 子どもとの距離感とは

オンライン授業でも、子どもの目の輝きを見逃さないヒント〜高濱正伸の 毎日子育てガッツポーズ〜

夫婦ミーティングをルーティン化しちゃえ!

夫婦の会話の多さが家庭を安定させる

リモートワークが増えて、夫婦揃って家にいる時間が多くなったけれど、仕事中はどちらかが子どもの世話をしているし「よくよく考えたら、子どもが生まれてからというもの、夫婦の会話ってほとんどないかも」なんて方もいるのでは? 

それは少し危険です! 

本当は、夫婦=家族になったからこそ話す内容も、多岐に渡る(子どもの教育からご近所付き合い、将来設計まで)わけだし、いろいろな価値観のすり合わせも必要。

それなのに、いったん2人で話す習慣がなくなってしまうと、いざと言うときになかなか話が切り出せなかったり、お互いのタイミングが合わなかったりして「後でね」「じゃあいいよ」なんてことになってしまいがち。

修正するのは「今」です! 

子どもの成長と共に「お互い、何を考えているのかわからない」状態になる前に、夫婦の会話をルーティン化。「今日の報告」みたいに、会議っぽく話し合うことを‶クセ″にしてしまいましょう。あーだ、こーだ、くだらない話もふくめて、言いたいことが言える環境は心地よいし、ストレスフリーです。
撮影/嶋田礼奈(本社写真部) 取材・文/天利久美
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たかはま まさのぶ

高濱 正伸

花まる学習会代表

花まる学習会 代表 1959年生まれ。熊本県出身。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。 1993年に「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習塾「花まる学習会」を設立。父母向けの講習会は、年間3万人が参加。「情熱大陸」など数々のドキュメンタリー番組でも取り上げられ話題に。『小 3 までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』など著書も多数。

花まる学習会 代表 1959年生まれ。熊本県出身。東京大学農学部卒、同大学院農学系研究科修士課程修了。 1993年に「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した、小学校低学年向けの学習塾「花まる学習会」を設立。父母向けの講習会は、年間3万人が参加。「情熱大陸」など数々のドキュメンタリー番組でも取り上げられ話題に。『小 3 までに育てたい算数脳』『わが子を「メシが食える大人」に育てる』など著書も多数。