高濱正伸先生に聞く! 小学校入学直前に身につけるべき「生活習慣」

小学校入学直前、これだけは準備しておこう!〜高濱正伸の 毎日子育てガッツポーズ〜

花まる学習会代表の高濱正伸先生。  撮影:嶋田礼奈

4月からの新入学が近づくと、子どもたちは、ランドセルを背負って家の中を歩き回ってみたり、名前を呼ばれて「ハイッ!」と元気よく返事をする練習をしてみたりと、入学を心待ちにし始めることでしょう。

ただ、親としてはどうしても子どもと一緒にわくわく気分ばかりではいられず「学校は勉強をしにいくところなんだからね!」なんて、自分の‶不安″を子どもに投げかけてしまいますよね(笑)。

もちろん「うちの子、勉強についていけるかしら……」と不安になる気持ちもわかります。でも、そんなに心配することはありません。

とくに、1~2年生の間は‶学びの基盤″を作る時期。学習する姿勢や環境の準備ができていれば、スムーズに小学校生活のスタートが切れます。

新入学に備えてできる準備は簡単なことですので、ぜひ実践してほしいと思います。
                  

(「たのしい幼稚園」4月号(2021年3月1日発売)掲載)より

‶授業″を受ける準備 3

① よい姿勢
よい姿勢は、学習に取り組む意識の‶基″! 姿勢のいい子は必ず「Aさんは姿勢がいいねえ!」とほめられるでしょう。するとうれしくもあり、自信にもなり、学力もぐんぐんと伸びていくのです。

今日からでも遅くはありません。背筋を伸ばし座れるように練習しましょう。「だらっとしない」「姿勢!」と、叱らずに根気よく「諭す」のです。

よい姿勢で座ることが「気持ちよい」と感じるようになっていくと思います。

おやくそくえほん
はじめての「よのなかルールブック」より

② 読める、書ける
ひらがなとカタカナが読める。自分の名まえがひらがなで‶人が読めるように″書くことができる。この二つが入学までにできれば大丈夫。

ただ、この‶人が読めるように″ということが重要です。自分の名まえの文字をきちんと書く(運筆)練習は、すべての文字が上手に書けるようになることにつながっていくからです。

③ 話を聞く
幼稚園でも年長クラスでは「はーい、先生のお話を聞いてね」と、おしゃべりや遊びの手を止めて先生に注目するようなシーンを作っていると思います。

家庭内でも、親の話を「目を見て、最後まできちんと聞く」ことを習慣づけておくといいと思います。そして親も、子どもときちんと目を合わせて、最後まで話を聞くことを習慣にしましょう。

おやくそくえほん
はじめての「よのなかルールブック」より

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