象虫 Weevils:Micro Presence 復刻版
著・写真:小檜山 賢二 監:小島 弘昭
第41回講談社出版文化賞写真賞受賞作品! 「象虫」は深度合成技術を駆使して自然の造形美を再現した、画期的な写真集!
発売日 | 2015/07/31 |
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価格 | 定価:1,320円(本体1,200円) |
ISBN-13 | 9784062870122 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 178ページ |
男の子たちに大人気のカブトムシとクワガタムシは、いったいどちらが強いのでしょう? 多くの人が一度は抱いた疑問に、動物行動学者の本郷氏がお答えします。カブトムシ、クワガタムシのバトルのデータを大公開するとともに、彼らの進化の過程や戦う理由といった自然科学の知識を、豊富な写真やイラストで伝えます。自由研究のテーマに、「夏休みの王様」を選びたいという子どもたち、ヒントがたくさんつまっていますよ!
【序章】 カブトムシやクワガタムシの象徴:角と大顎
子どもたちを魅了するのは、なんといっても彼らの最大の特徴であるカブトムシの角とクワガタムシの大顎。日本で捕まえることのできる種の、かたちのヴァリエーションを豊富なイラストで紹介します。
【第一章】カブトムシ&クワガタ:オスたちの戦いの「ルール」カブトムシとクワガタムシといえば、樹液の染み出す幹の上でケンカをしているイメージがありませんか? じつは、ケンカに至るまでには、いくつかの「ルール」が存在するのです。
【第2章】彼らはなんのためにケンカをするのか?
彼らのケンカには、目的があります。それは、自分たちの子孫を、一匹でも多く残したい、その可能性を高めるためなのです。
【第3章】小さなカブトムシだって、あきらめない!
体が大きくて角が長いカブトムシは、やっぱり森のチャンピオン! では、小さなカブトムシは、餌を食べられないの? いえいえ、そんなことはなく、小さい個体も生きていくために、じつに巧みな知恵を使っているのです。
【第4章】バトルロワイヤルの勝者は?
カブトムシ同士、クワガタムシ同士が戦うことがほとんどですが、別の種同士が戦うケースも、少しはあります。その場合、いったいだれが強いのか? 本郷先生が観察してきた244のバトルから、戦いの決まり手を伝えます。
序章 角と大顎 第1章 オスたちの戦いとその秘密 第2章 何のためにケンカをするのか? 第3章 小さなカブトムシだって、あきらめない! 第4章 バトルロワイヤル~異種間での戦い おわりに