進撃の巨人ゲームブック 女型巨人を捕獲せよ!

著:藤浪 智之   原作:諫山 創  

発売日 2016/08/09
価格 定価:792円(本体720円)
ISBN-13 9784063930030
判型 新書
ページ数 256ページ

きみは第104訓練兵団の一員である、名もなきひとりの兵士。「トロスト区攻防戦」を戦い抜いた訓練兵だ。地獄の戦場を生き延びた後、きみは正式な兵士としての道を選ぶことになる。巨人と対峙し、危険な壁外の世界へ赴く「調査兵団」を選ぶか? それとも「駐屯兵団」として安全な任務を求めるか? あるいは……。いずれの道を選ぶとしても、この世界は過酷で残酷だ。行動を誤れば、たちまち破滅することになるだろう。


この本は、『進撃の巨人』の「ゲームブック」である。
読者のきみ自身が『進撃の巨人』の世界に入り、そこで戦い、生きる。この本では、読者のきみが主人公だ。きみ自身が本のなかで主人公として行動を選択することになるのだ。
きみは第104訓練兵団の一員である、名もなきひとりの兵士。「トロスト区攻防戦」を戦い抜いた訓練兵だ。地獄の戦場を生き延びた後、きみは正式な兵士としての道を選ぶことになる。
巨人と対峙し、危険な壁外の世界へ赴く「調査兵団」を選ぶか? それとも「駐屯兵団」として安全な任務を求めるか? あるいは……。いずれの道を選ぶとしても、この世界は過酷で残酷だ。行動を誤れば、たちまち破滅することになるだろう。戦場で出会う巨人たちは圧倒的だ。そして、敵は巨人ばかりではない。しかし、冷静な判断と適切な行動をすれば、きみは生き残ることができるだろう。さらには、人類兵団の悲願である目的――敵巨人の捕獲に、貢献することができるかもしれない。あるいは……本来の運命では死ぬはずだった仲間を助けることすらできるかもしれないのだ。

さあ、リヴァイやエレン、ハンジとともに、巨人に立ち向かえ!

巨人が全てを支配する、この世界。 巨人の餌にすぎなくなった人類は、巨大な三重の壁を築き、その内側の領域でかりそめの平和と安寧を得ていた。百年に渡る平和のなかで、人々は壁の外の恐怖を忘れていった。 だが――5年前の845年。壁を越える「超大型巨人」の出現により、第一の壁〈ウォール・マリ ア〉は破られてしまう。人類は生存圏の3分の1と、人口の2割を失い、人類は思い出す。 巨人たちの恐怖を。自分たちが檻のなかの家畜に過ぎなかったことを。 その5年後。第二の壁〈ウォール・ローゼ〉の最南端であるトロスト区に、再び超大型巨人が出現。開閉門を破壊し、多数の巨人が市街地へと押し寄せた。5年前の経験を活かし備えていた人類だったが、巨人たちの力はなお強大だった。訓練を終えたばかりの「訓練兵団」も投入され、凄惨な戦いが繰り広げられた。「トロスト区攻防戦」である。激戦の末、巨人たちを撃退し、破られた開閉門を塞ぐことに成功する。これは有史以来、人類が初めて巨人に対して得た勝利でもあったが、その代償もまた大きかった。多くの兵士が無残に死に、そこには正規兵になる前の若き訓練兵たちも多く含まれていた……。 そして――現在、850年。 戦いは、まだ終わっていない。 原作コミックスの5巻から8巻、「第 57 回壁外調査」と「ウォール・シーナ内ストヘス区でのアニ捕獲作戦」、いわゆる「女型の巨人編」がテーマのゲームブック。 主人公(=読者)は、トロスト区の戦いの後、正式に調査兵団に志願し「第 57 回壁外調査」に参加。そこで襲ってきた、知性を持つ謎の巨人「女型の巨人」に襲われ、巨大樹の森において捕獲作戦に加わります。その作戦は失敗してしまうものの、今度は王都へのエレン護送に偽装してアニを拘束する作戦に参加する......というところまでを読者は登場人物のひとりとして体感していきます。

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角野 栄子
児童文学作家
1935年東京・深川生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て24歳からブラジルに2年滞在。その体験をもとに描いた『ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて』で、1970年作家デビュー。 代表作『魔女の宅急便』は舞台化、アニメーション・実写映画化された。産経児童出版文化賞、野間児童文芸賞、小学館文学賞等受賞多数。その他、「アッチ、コッチ、ソッチの小さなおばけ」シリーズ、『リンゴちゃん』『ズボン船長さんの話』。紫綬褒章、旭日小綬章を受章。2016年『トンネルの森 1945』で産経児童出版文化賞ニッポン放送賞、18年3月に児童文学の「小さなノーベル賞」といわれる国際アンデルセン賞作家賞を、日本人として3人目に受賞。 2023年には、江戸川区に「魔法の文学館」がオープンした。 写真提供:魔法の文学館 童話作家・角野栄子のオフィシャルサイト 魔法の文学館オフィシャルサイト
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イラストレーター
宮城県仙台市在住。イラストレーター。アパレル・キャラクターのデザイン会社にてグラフィックデザイナー・イラストレーターとして活躍後に、フリーに転身。現在は、書籍や雑誌、広告のイラストから企業キャラクターデザイン、エッセイ漫画執筆、雑貨やテキスタイルデザインも手がけている。ブログ、SNSでもエッセイ漫画を公開中。 【著書】「ナコさんちの頑張らない家事」(KADOKAWA) ▼webサイト▼ https://nfsn66.net/ ▼ブログ▼ https://ameblo.jp/nacomusud/ ▼instagram▼ naco.nfsn66 ▼Twitter▼ @nfsn66
佐野 洋子
絵本作家・エッセイスト
1938年6月28日中国・北京生まれ。武蔵野美術大学デザイン科卒業。 主な作品に『100万回生きたねこ』(講談社)、『おじさんのかさ』『おばけサーカス』(講談社・サンケイ児童出版文化賞推薦)、『すーちゃんとねこ』(こぐま社)、『わたしのぼうし』(ポプラ社・講談社出版文化賞絵本賞)、『だってだっての おばあさん』(フレーベル館)、『ねえ とうさん』(小学館・日本絵本賞/小学館児童出版文化賞)などの絵本や、童話『わたしが妹だったとき』(偕成社・新美南吉児童文学賞)、さらに『神も仏もありませぬ』(筑摩書房・小林秀雄賞)、『役にたたない日々』(朝日新聞出版)、『シズコさん』(新潮社)、『死ぬ気まんまん』(光文社)、『佐野洋子対談集 人生のきほん』(西原理恵子/リリー・フランキー 講談社) などのエッセイ、対談集も多数。 2003年紫綬褒章受章、2008年巌谷小波文芸賞受賞。2010年11月5日72歳で逝去。 ©︎ JIROCHO, Inc.               
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