満月の娘たち
著:安東 みきえ 装画:ヒグチ ユウコ
まるで神話のようだ。新しい時代の母娘の。──梨木香歩氏 椋鳩十賞、小さな童話賞大賞受賞作家による母娘と少女達の友情の感動作。
電子あり
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発売日 | 2021/01/28 |
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価格 | 定価:1,540円(本体1,400円) |
ISBN-13 | 9784065218525 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 242ページ |
「ここは夜叉神川の上流。
両側に高い崖が迫る谷、聞こえるのは川の音と、山で鳴く鳥の声だけだ。」ーー『川釣り』より。
「昔、亡くなったおばあちゃんが教えてくれた。魂という漢字に鬼の字が入るのは、もともと人の心に鬼が棲んでいるからだと。」ーー『鬼が守
神社』より
全ての人間の心の中にある恐ろしい夜叉と優しい神、その恐怖と祝福とを描く短編集。
「川釣り」「青い金魚鉢」「鬼が守神社」「スノードロップ」「果ての浜」
夜叉神川の上流から下流へ、そして海へと続く全五話を収録。
野間児童文芸賞受賞後初作品