【父の日特集】子どもといっしょに読みたい「お父さんの物語」6選

「おまえうまそうだな」「ゴリラのおとうちゃん」「パパ、お月さまとって」など愛にあふれた物語

げんき編集部

日頃子どもと過ごす時間がなかなかない忙しいパパや新米パパに、おすすめの「お父さんが登場する絵本」をご紹介。ユーモアと優しさにあふれた絵本には、子育ての参考になる育児技やヒントが見つかるかも!

「おまえ うまそうだな」

ティラノサウルスに芽生える愛情

小さなアンキロサウルスの赤ちゃんを見つけ、「うまそうだな」とおそいかかろうとしたティラノサウルス。ところがその赤ちゃんが無邪気に「おとうさーん!」と抱きついてきます。戸惑うティラノサウルスですが、草食恐竜との思いもよらないやり取りのなかで、次第に父性が芽生えてきます。
「おまえ うまそうだな」(2003年3月)
作・絵:宮西達也 価格:1540円(税込み)/ポプラ社

「ゴリラのおとうちゃん」

力持ちのおとうちゃんならではの「遊び」

のんびり気持ちよさそうにお昼寝をしているゴリラのおとうちゃんのもとへ、「あそんでーや」とやってきたゴリラの子。仕方なさそうに子どもを抱っこしたおとうちゃんは、「すべりだい」「ひこうき」と、ダイナミックな技を繰り出して子どもを楽しませます。
「ゴリラのおとうちゃん」(2015年)
作:三浦太郎/価格:1320円(税込み)/こぐま社

「とうさんのあしのうえで」

ペンギン親子の感動ストーリー

マイナス50度の南極の冬、コウテイペンギンの夫婦は命をかけてたったひとつのたまごを守りながら育てます。優しい絵とともに、命の重さを子どもに伝える感動的なお話です。
「とうさんのあしのうえで」(2008年11月26日)
作:いもとようこ/価格:1650円(税込み)/講談社

「どうして パパと けっこんしたの?」

パパの魅力をおしえて

キリンやライオン、ゴリラ、タヌキ……さまざまな動物のママが、パパを選んだ理由を答えていきます。パパの魅力を再確認できて、「パパとママがいて自分がいる」という愛情を子どもが感じられる絵本です。読んだあとに「ママは?」と質問されるかもしれませんね。
「どうして パパと けっこんしたの?」(2022年1月15日)
作:桃戸栗子/価格:1430円(税込み)/福音館書店

「パパ、お月さまとって」

子どもを夢中にさせる迫力のしかけ!

窓の外のお月さまに、お父さんの肩にのったモニカが手をのばします。でも当然手は届きません。すると、パパは長いはしごを持ってきて、たかーい山のてっぺんにたてて月までのぼりはじめます。「はらぺこ あおむし」のエリック・カールが手がけた、大胆なしかけと鮮やかな色彩が楽しめます。
「パパ、お月さまとって」(1986年12月)
作:エリック・カール、訳:もりひさし/価格:1760円(税込み)/偕成社

「ぼくと パパ」

優しいパパは子どもも大好き

少年サムの目線で大好きなパパが描かれていく、ほのぼのとした雰囲気の物語です。サムとパパは仲良し。絵を描く仕事をしているパパはいつも家にいてサムと一緒に遊んでくれます。
「ぼくと パパ」(2007年5月23日)
作:セルジュ・ブロック、訳:金原瑞人/価格:1650円(税込み)/講談社
ほかにもいろいろな絵本の情報が満載!
講談社「えほん通信」
忙しいお父さんもお気に入りの絵本を見つけて、ぜひお子さんといっしょに読んでみてください☆
げんきへんしゅうぶ

げんき編集部

幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「いないいないばあっ!」と、幼児向けの絵本を刊行している講談社げんき編集部のサイトです。1・2・3歳のお子さんがいるパパ・ママを中心に、おもしろくて役に立つ子育てや絵本の情報が満載! Instagram : genki_magazine Twitter : @kodanshagenki LINE : @genki

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