ニホンアマガエルはからだの色が変わる!カエルの体のしくみから両生類の特ちょうまで図鑑MOVEが解説!
カエルのなかまを講談社の動く図鑑MOVE「は虫類・両生類 新訂版」から紹介します
2024.06.01
カエルってどんな生きもの? 両生類って?
ながい後ろあしをばねのように折りたたんだ、ユーモラスな体形をしています。ジャンプが得意で、ぴょんぴょんはねて移動するほか、はなれた場所のえものにも飛びついておそいかかるんだ。泳ぎも得意だよ!
この記事は講談社の動く図鑑MOVE「は虫類・両生類 新訂版」から一部抜粋したものです。
カエルは両生類! 両生類ってどんないきもの?
両生類は、脊椎動物(背骨がある動物)にふくまれる生きもので、カエル、サンショウウオやイモリ、アシナシイモリなど、3つのグループ(目)に分けることができます。もっとも種の数が多いのはカエルのなかまで、両生類全体の90%近くをしめています。
両生類は乾燥にとても弱いので、水辺からはなれることはできません。ほとんどの種が産卵(出産)を水中でおこない、ふ化した子どもは水中で成長し、「変態」して陸に上がります。また、は虫類と同じ変温動物で、寒すぎると動けなくなるため、冬眠して冬をこす種が多くいます。
変態って、なに?
世界各地で見られる小型のアマガエル
ニホンアマガエル
木の上で生活し、春になると田んぼなど、流れのない水のあるところに集まって産卵します。
◼︎体長/3.9〜4.5cm
◼︎分布/北海道〜九州、ロシア東部~中国北部、韓国
◼︎生息環境/平地~陵地
◼︎繁殖の方法/一度に10個ほどの卵を1シーズンに数十回、水中に産む