カトリと眠れる石の街
著:東 曜太郎 イラスト:まくらくらま
19世紀後半のエディンバラ。カトリは街に広まる眠り病の原因をリズとつきとめることに。街全体が隠す「大きな秘密」とは……!?
発売日 | 2023/09/28 |
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価格 | 定価:1,650円(本体1,500円) |
ISBN-13 | 9784065327654 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 256ページ |
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズの廣嶋玲子先生も絶賛!!
――この本は19世紀の英国への招待状。霧と石の街に吸いこまれ、心を虜にされます!
第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第2作!
★主な内容
舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。
カトリが博物館で働くことになってから半年がたったある日、博物館に大量の寄贈品があった。
寄贈主は、ジョージ・バージェスという古物収集家で、彼は生前、自分のコレクションをけっして人には見せなかったという。
コレクションの整理をするカトリは、寄贈物のどれもが「ネブラ」という国にまつわるものだと気が付くが、博物館の研究者を含め、だれもそのような国を知らないという。
この寄贈物は、歴史的な新発見につながる本物なのか? 偽物なのか?
寄贈物の真偽が明らかにならないまま、博物館ではバージェスの寄贈物を集めた特別展が開催されることに。
しかし、この特別展に訪れた人は、次々に行方不明になっていくようで……。