
カトリと霧の国の遺産
著:東 曜太郎 イラスト:まくらくらま
カトリの働く博物館にネブラの国の奇妙な遺産が寄贈される。博物館をおとずれその遺産を見たものは、次々に行方不明になっていくが…
発売日 | 2025/04/23 |
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価格 | 定価:1,760円(本体1,600円) |
ISBN-13 | 9784065391143 |
判型 | 四六 |
ページ数 | 240ページ |
第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリと眠れる石の街』のシリーズ第3作!
★主な内容
舞台は19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラ。
カトリとリズは半年ばかり疎遠になっていた。
たまたま博物館の資料室で見つけた天体図に興味を持ったカトリ。博物館の館長ハミルトンが、天体図について調べて記事を書けば、雑誌に載せてくれると言う。記事を書くため、天体図について調べ、現地調査のためマッセルバラに行くことに。
同時期、ひさしぶりに会ったリズから、過去に自分たちがまきこまれた事件と怪異についていっしょに調べてほしいと誘いを受ける。奇しくも、カギとなるのがマッセルバラの地であった。
ふたりはマッセルバラに向かい、人々を訪ね歩くが、とある人物について話を聞こうとすると住民の様子はおかしくなり……。
天体図は何のためのものなのか? 手記にあるふしぎな赤ん坊「イードリン」とは? リズがカトリを誘った本当の目的は?
すべての怪異の謎が明らかになる第3巻!