ナコ家の頑張らない子育て in 東北　第77回　母が不在の日 編

私がいないということは、一時的に三姉妹とナムさんだけの生活になるわけですが、母のいない時間を父娘でそれなりに楽しんでいるようです。

特に食事は好きなものを食べているようで、帰宅するとハンバーガーやテイクアウトのカツ丼などの痕跡がテーブルの上に残っていて、何を食べたのか報告を受けていないのに手に取るようにわかってちょっと面白いです。

なぜゴミを捨てないのかは謎ではありますが、以前ならばすべてが食べっぱなしだったものが、現在は一応ひとまとめにしてあるので、あとはゴミ箱に入れるだけだし、まぁいいか……と思い、帰宅早々に捨てています。

子どもが幼いころは、私が家を空けるとなると準備がいろいろと大変で、出かける前に心身共にヘトヘトになることも多かったです。

しかも、すべての用意をしていった上に、帰ってきたらゴミ屋敷……となっていたときはさすがにがく然とし、絶望的な気持ちになったものでしたが、今は自分の外出の準備だけして何も用意せずに出かけられるようになり、ラクになりました。

それどころか、私は出かけるときに家族に何も用意していかないのに、ナムさんは自分が家を空けるときは私たちの食事を用意してくれることも！

出不精な私は、家に食事がすでに用意されているのは大変うれしく、助かります。

家族の都合に合わせる必要があるなど、外出は完全に自由にできるわけではありませんが、互いにある程度自由に動けると思うと心身に余裕ができて、相手のことを考えたり許容できたりする幅が広がるように思います。

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