【中学受験】4年生から本格化 「4教科の基礎固め」のコツを大手塾講師が伝授

新刊『中学受験伴走力』家庭学習 #1 ~4年生からの正しい学習ペース~ (2/3) 1ページ目に戻る

教育ジャーナリスト:佐野 倫子

4年生の「苦手」は「ニセモノ」といえるワケ

【4年生の国語】
早稲田アカデミー・本多弘篤先生

「私は『4年生の苦手はニセモノ』だと思っています。小4のうちの苦手は、まだまだなんとかなります。地道に、粘り強く取り組んでいれば、自然と文章の長さに慣れていきます」

(『中学受験伴走力 親がすべきこと、知るべきこと』より一部抜粋)

苦手という言葉を先に貼ってしまうと、子ども自身も「自分にはできない」と思い込みやすくなります。音読を聞いたり、意味のわからない言葉を調べたりするだけでも、読む力を支えることができます。

親が先生のように教え込む必要はありません。「ここはどういうこと?」と一緒に立ち止まる時間をつくることが、文章に向き合う練習になります。

長文を前にして「うちの子は国語が苦手」と感じることがあるかもしれません。けれど、読み慣れていない文章の長さに戸惑っているだけ、ということも。

まずは塾で学んだ読み方を家庭学習でも意識し、わからない言葉や内容を一緒に確かめていきましょう。

算数は間違えた問題を少しずつ解き直す

【4年生の算数】
フォトン算数クラブ 武井信達先生

「4年生になると、大手塾の問題も入れて1日2問にしますが、毎日専用のノートに間違えた問題を解いていきます。1日あたり10分程度です。負担になると続きません。大事なのは、毎日やることです」

(『中学受験伴走力 親がすべきこと、知るべきこと』より一部抜粋)

算数は一度解けたら終わり、ではなく、少し時間をおいてもう一度取り組むと定着しやすくなります。間違えた問題を全部やり直そうとすると負担になるので、まずは1日1問、あるいは短時間から。

難問をたくさん解くより、基本問題を自分の力で解けるようにすることを優先します。

理科と社会は身近な体験を学びにつなげる

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