
子どもが一生困らない「金銭感覚」を授ける! 「キャッシュレス教育」の鉄則を〔ママ金融教育家〕が伝授
【お小遣い】2027年「こどもNISA」始動! 一生困らない金銭感覚を養うために親子で学ぶ「新」金融教育術 #2 (2/4) 1ページ目に戻る
2026.05.15
お賽銭までキャッシュレスになる時代
2027年スタート予定の「こどもNISA」を前に、家庭での金融教育への注目度が高まっているのに加えて、近年のキャッシュレス化に伴って、子どもと電子マネーの付き合い方にも関心が集まっています。
経済産業省の調査によると、2024年のキャッシュレス決済普及率は42.8%。2019年からの5年間で約1.6倍になったと発表されています。
お金は、子どもたちにとって見えづらい時代になっています。コロナ禍でキャッシュレス決済が一気に進み、今やお賽銭までもカードやスマホをかざすだけ、という手軽さです。
便利になった一方で、これからお金の使い方を学ぶ子どもにとっては、現金のやりとりを見る場面が減り、支払いの感覚が薄れてきています。
キャッシュレス時代に必要な「家庭のお金ルール」
ママ金融教育家である櫻井先生は、お小遣いと同様に、近ごろではキャッシュレスの相談も増えてきたと語ります。
「親が現金で支払っている姿をお子さんに見せていないと、お子さんはお金が減っていく感覚が実感しづらくなります。
決済アプリによっては、オートチャージ機能もあります。残金不足で支払いができなくて、親が慌てるといった姿を見たことがないために、使えるお金に限りがあることがわからないお子さんもいるのです。
そのため、お子さんには支払いに使っているカードが、『いくらでもものが買える魔法のカード』ではないとわかってもらう必要があります。
たとえば、キャッシュレス利用者の約8割が使っているクレジットカードは、できればお子さんに明細を見せて、『○月○日に買ってあげた靴の分がリストにあるね』とわが子と確認するといいでしょう。
お金が銀行口座から引き落とされている流れを見せるのも勉強になります。
また、カード式の交通系ICカードをお持ちなら、券売機でお子さんに現金をチャージしてもらってはいかがでしょうか。入金に自分が関わることで、カードには入れた分のお金しか入ってないとわかってもらえます。
『このカードには1000円が入っていて今900円使ったから、残っているのは100円なんだよ』と一緒に残高を確認してみるのもオススメです」(櫻井先生)
キャッシュレスは現金のやりとりがない分、会計が短時間で済むなどのメリットがある一方で、システムダウンやスマホのバッテリー切れに見舞われて、使えなくなることもあります。
子どもには正しい金銭感覚を教えていきつつも、現金の大切さも教え、便利な世の中だからこそのお金との付き合い方を伝えていきましょう。


































