【要注意 タイピング時のパチパチ音】飲食店・レジ打ち・事務職 ネイル/ヘアカラーはどこまで許される?[社労士が回答]

働くママのお悩み解決 職場問題モヤモヤ相談室 【連載】第24回 (2/2) 1ページ目に戻る

社会保険労務士、行政書士:小西 道代

勤め先の雰囲気に合う色ならそのままでOK それよりも大切なのは…

現在、「髪の色は不問」という企業が増えています。この背景には、自分らしく働ける環境で働く人のモチベーションを維持しつつ、人材確保をするねらいがあります。

「髪色自由」と募集要項に書かれている会社の場合は、基本的に今の髪色のままでOKです。それでも気になる場合は、仕事先に確認したり、聞きづらいときは勤め先の雰囲気に自身の髪色が合うかどうかを考えてみましょう。

特に対人業務を行う場合は、その場を想像してみてください。相手が不快感や違和感を持たないか、とイメージしてみると染め直しの必要の有無が見えてきます。

また、飲食店や食品販売は、髪色以上に身だしなみが重要です。髪が長かったり、広がるのであれば、きっちりとまとめて清潔感を意識しましょう。ネイルアートや長い爪は、衛生上の理由から禁止であることは言うまでもありません。

ビジネススタイルは自由度が高くはなってきているものの、医療事務や金融事務、公共施設などでの事務職は、業務の性質上、髪色をはじめ身だしなみは厳しめです。

また、ネイルも派手な色やデザインは注意されたり、爪の長さはタイピング時にパチパチと音がしない長さを求められることがあります。特にタイピング音に関しては、男性に気にする方が多いものの、仕事に集中したい女性も不快感を持っている方は少なくありません。

「個性」は働く気持ちをあと押ししますが、職種や業種を踏まえて表現することが肝心です。

─働くママの声への回答─

対人業務を行う場合、髪色は勤め先の雰囲気を損なわない、お客が不快感を持たない色ならそのままでもOK。
飲食店や食品販売は、髪色よりも清潔感のある髪型を意識し、ネイルアートや長い爪は衛生上の理由から禁止。

【セクハラの原因に!】夏の服装をおさらい

暑さが厳しい夏は、特に服装が問われる時期です。「服装自由」と言われている会社でも、ビジネスカジュアルを心がけましょう

女性の場合、次のアイテムは避けたほうが無難です。

女性が避けたほうがいい夏のアイテム

・キャミソール
・シアートップス
・ショートパンツ
・サンダル(ビーチサンダルを含む)
・ミュール

露出の高い服装は、会社のイメージを損なうだけでなく、別の問題も招く可能性があります。仕事先に制服があって出退勤は私服でよくても、ある程度の配慮をしなければ、装いひとつで自らセクシャルハラスメントを引き起こし、加害者にも被害者にもなりかねません

服装が問われる時期だからこそ、自分はもとより、一緒に働く人が気持ちよく仕事を行える環境を意識して作っていきましょう。

【働くママの労働問題】 読まれている記事はこちら↓

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小西 道代
こにし みちよ

小西 道代

Mishiyo Konishi
社会保険労務士、行政書士

社会保険労務士法人トップアンドコア代表。行政書士法人グローアップ代表。All About労務管理ガイド。大学卒業後に日本マクドナルドに入社。多数の店舗運営を行い、幅広い年齢層の人々と一緒に働くことで労務管理・組織運営に興味を持つ。その後、法律事務所や社会保険労務士事務所に勤務。カフェ経営も経験し、労働者と経営者の両視点を養い、働く場には風通しのよい労働環境や組織づくり、ルールが重要だと痛感する。現在は正社員から派遣社員、アルバイト、経営者の広い視点を活かした労務相談を行っており、事案のアドバイスだけでなく解決へも導いている。 著書に『正社員で働く人のための労務問題のトリセツ』(つちや書店)がある。

社会保険労務士法人トップアンドコア代表。行政書士法人グローアップ代表。All About労務管理ガイド。大学卒業後に日本マクドナルドに入社。多数の店舗運営を行い、幅広い年齢層の人々と一緒に働くことで労務管理・組織運営に興味を持つ。その後、法律事務所や社会保険労務士事務所に勤務。カフェ経営も経験し、労働者と経営者の両視点を養い、働く場には風通しのよい労働環境や組織づくり、ルールが重要だと痛感する。現在は正社員から派遣社員、アルバイト、経営者の広い視点を活かした労務相談を行っており、事案のアドバイスだけでなく解決へも導いている。 著書に『正社員で働く人のための労務問題のトリセツ』(つちや書店)がある。