
【子どもの英語センスがアップ!】大きくなっても英語につまずかない! 英語の直感力を育てる最強の方法
絵本『どしゃぶり』 日本の作品から楽しく学ぶ親子の英語【連載】第3回 (2/2) 1ページ目に戻る
2026.11.06
通訳者・翻訳家:神本 亜紀
絵本『どしゃぶり』で将来の英語力に直結するセンスを高める
絵本『どしゃぶり』は、夏の暑い日に突然降り出した雨を、男の子が五感で体験する物語。
賑やかな雨の音や、雨が男の子の頭や体に降り注ぐ肌感が絵本作家・漫画家のおーなり由子さんの文と、絵本作家・はた こうしろうさんの絵で綴られています。しかし、本書のポイントはそれだけではありません。
その英訳版は、米国のレッドコメットプレス社より出版されており、翻訳者エミリ・バリストリエリ氏による言葉選びが秀逸です。また、英語の感覚がアップするような、英語独特の言い回しに自然に触れられることも魅力です。
“Both the sky and the ground make all sorts of sounds.”
日本語版では「そらから じめんから いろんな おとが する」という文章ですが、英訳版は直訳すると「空と地面の両方がいろいろな音を作る」という英語です。
英語は人ではないもの(無生物)を主語にすることがよくあり、例に挙げた部分は、空と地面を主語にした英語らしい独特な表現方法であるとともに、洗練された英語にもなっています。
こういった無生物を主語にした表現は、ネイティブもごく普通に使うスマートな表現です。しかし、英語の感覚に慣れていない子や英語学習者の間では、苦手な人が多い文法としても知られています。
絵本『どしゃぶり』の日本語版と英訳版を合わせて読むと、自然な英語表現だけでなく、日本語ではどのような意味になるのか、という英語と日本語の差を、作品を楽しみながら素直に取り込むことができます。
また、幼いころからこういった英語独特の言い回しに触れていれば、大きくなって無生物を主語にする単元が出てきたときでも、直感的に英文を作ることができるはずです。
絵本『どしゃぶり』に親しんでいたおかげで、「日本語版では『そらから じめんから いろんな おとが する』場面を、英訳版では『空と地面が音を作る』と表現していたな」とひらめいて、英語としてふさわしい言い回しが頭に浮かぶようになるでしょう。
日英の絵本を楽しむ習慣は、子どもを将来、スマートな英語の使い手へと導いてくれます。
【日本の作品から楽しく学ぶ親子の英語】絵本『どしゃぶり』の連載は全3回。
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第2回を読む
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▶︎英語と日本語のそれぞれの言語感覚を育む
※海外からのお取り寄せとなるため、納期が大幅に遅れるなどの可能性がございます。



































神本 亜紀
大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/
大学で心理学を専攻しカウンセラーを志すも、学生時代に夫と出会い、卒業後に結婚・出産。英語は大嫌いだったものの、子育て中に出会った英語教育に熱心なママ友や、勤め先からの勧め、我が子の英語教育を前にして親もある程度の英語力がないとダメだと自覚したことで、2人目の子どもを出産後、30歳から英語を真剣に学び直しし始める。 現在は社内通翻訳として勤務するかたわら、フリーランス通訳として各種国際イベントなどで活躍。英検1級までは約5年、TOEIC990点(満点)は約13年かけて到達。英語はいまでも毎日、アップデート中。 ・note(ブログ) https://note.com/englishpuppy/