
読書感想文の「嫌い、書けない、やりたくない」を解決!「親子インタビュー式読書感想文」で親子のコミュニケーションも再構築〔文章力養成講座の専門家が伝授〕
「親子インタビュー式読書感想文」松嶋有香さんが解説① 教材:課題図書『ぼくの色、見つけた!』
2025.07.10

「嫌い、書けない、やりたくない」と小学生とその親に嫌われている「読書感想文」。しかし「自分の気持ちを文章で書く」という機会を避け続けていると、「やばい」「すごい」で会話を成立させる大人になってしまうかも!?
「あきらめるのはまだ早い!」と言うのは、文章力養成講座「カキマクル」で、下は幼児、上はエントリーシートの自己アピール文に悩む就活大学生や大人にも「書くこと」を教えているゆか先生こと松嶋有香さん。
ゆか先生は、「自分の言葉を持たない子は、大人になってからもっと困る」と、学校の勉強だけではなく人生という長い目から見た「国語力の低下」に警鐘を鳴らし、「やばい、すごいにも200種類あんねん!」を合い言葉に、「親子インタビュー式読書感想文の書き方」を指導してきました。
そこで、ゆか先生が指導する「親子インタビュー式読書感想文の書き方」の効果を解説。第1回は「親子のコミュニケーションの再構築」です。
※全7回の第1回(第2回を読む/公開日までリンク無効)
親子で本の感想を話すと「コミュニケーションの再構築」ができる

──ゆか先生が教えている「親子インタビュー式読書感想文」は、簡単に言うと、親が子どもに本の感想についてインタビューをして子どもが感じたことや考えたことを深掘りし、感想文を完成させる方法です。
なぜ「書く」ために、わざわざ子どもの話を「聞く」必要があるのでしょうか?