『第1回 読者と選ぶ あたらしい絵本大賞』特別審査員・横山だいすけさんインタビュー「絵本は人生に必要なもの」

11代目うたのおにいさんが気づいた、絵本と歌の共通点

絵本ナビと講談社の共同開催で新設された『第1回 読者と選ぶ あたらしい絵本大賞』。その応募者応援企画として、4名の特別審査員の方へのインタビューをご紹介していきます。様々なジャンルでご活躍されている皆様が、それぞれの立場から考える「あたらしい絵本」とは? 前編と後編に分け、絵本への思いや応募作品への期待など、たっぷりお話いただいています。

最初にご登場いただくのは横山だいすけさん。横山さんといえば「11代目うたのおにいさん」のだいすけお兄さんとして大活躍されていた姿が強く印象に残っている方も多いですよね。そんな横山さん、実は大の絵本好きだということはご存知でしたでしょうか……?

絵本を読んで感じた素直な気持ちを世の中に発信していきたい

横山だいすけ(歌手・俳優)

千葉県出身。2006年に国立音楽大学音楽学部声楽学科を卒業。幼い頃から歌が大好きで、小学校3年生から大学卒業まで合唱を続ける。劇団四季時代は「ライオンキング」などの舞台に出演。NHK Eテレ『おかあさんといっしょ』では番組史上歴代最長となる9年間“歌のお兄さん”を務める。卒業後はドラマや、声優として「リメンバー・ミー」などに出演。そのほかCM、舞台など活躍の場を広げている。ソロアーティストとしては初のオリジナルアルバム「歌袋」や童謡カバーアルバム「だいすけのどうよう」を発表。また2024年4月に初の作詞にチャレンジした楽曲が含まれるニューアルバム『笑顔にドッキューン!』をリリース。

横山だいすけ オフィシャルホームページ>>

──「読者とえらぶ あたらしい絵本大賞」特別審査員をお引き受けいただき、ありがとうございました。横山さんは、NHK「おかあさんといっしょ」の11代目歌のおにいさんをつとめ、卒業して8年目になった現在も「だいすけお兄さん」として親しまれています。最近は、どんなお仕事をされていますか?

次のページへ 横山だいすけさんの最近の仕事は?
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