パークのスウィーツに魅了！　夢の国でちょっぴり贅沢なひとときを

だんだんと暖かくなるこの季節。縮こまったカラダも少しずつ元気になって、久しぶりに思いっきり東京ディズニーリゾートを楽しみたい！　そんな方も多いのではないでしょうか。

アトラクションやショー、ショッピングなど、パークでのお楽しみは尽きませんが、１日を存分に満喫するために軸となるのが、実はレストランだということをご存知ですか？

ランチやディナーの時間をあらかじめ確保しておけば、それをベースに１日のスケジューリングができるので、とっても効率的。おなか空いたーと思ってからレストランを探すより、この時間にここで食事できると決まっていれば、心にも体にもゆとりができます。

そこでぜひ利用して欲しいのが「プライオリティ・シーティング」。これは、Webサイトやアプリで、事前に対象レストランの利用希望時間と人数を指定しておくと、優先的に席まで案内してもらえるサービス。待ち時間が少なくて済むので、食事の前後の予定も立てやすくなります。

対象レストランは、テーブルサービスのお店が中心なので、ゆったりと食事を楽しみたい人には特におすすめ！　あのレストランのあの料理を食べにパークへ行こう！　そんなちょっぴり通な楽しみ方ができるのも、「プライオリティ・シーティング」の醍醐味です。

さらに「プライオリティ・シーティング」を活用して、ぜひ味わって欲しいのが、”スウィーツ“。ランチやディナーなどの食事だけではなく、あえてゆったり時間をとって、スウィーツタイムを満喫すれば、きっとパークの新たな魅力を発見できるはず！

そこで、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、２パークの全レストランの店舗情報、メニューをまとめた『東京ディズニーリゾート　レストランガイドブック2022』から、ディズニーファン編集部が厳選した、スウィーツメニューをご紹介します！

※この記事は2022年３月８日刊行の『東京ディズニーリゾート レストランガイドブック2022』の内容に基づいており、情報は掲載時から変更される場合があります

まず、東京ディズニーランドでぜひ足を運んで欲しいのが、「イーストサイド・カフェ」。

店内に入った瞬間、ヴィクトリア調様式のエレガントなインテリアに囲まれたハイセンスな空間が広がり、それだけでもうリッチな気分♪

そんなクラシカルな雰囲気の中でいただくオススメのスウィーツが、「エルダーフラワーのゼリーとフルーツ」です。なんと言っても秀逸なのが、その見た目の美しさ！

透き通るようなきらめくゼリーを囲むように、イチゴやオレンジなどのフルーツを彩りよくトッピング。思わず写真に撮りたくなるような、華やかな仕上がりに目を奪われます。そして、口に入れた瞬間広がるエルダーフラワーの爽やかな香りと、まるでマスカットのような上品な甘さにうっとり。

お店の雰囲気とも相まって、なんとも贅沢な気分に浸れること間違いなしです。

もうひとつオススメしたいのが、「センターストリート・コーヒーハウス」。

アール・デコ様式で統一された店内は、とってもスタイリッシュ。そしてこのお店の最大の見どころは、壁一面に描かれた、ディズニー映画『おしゃれキャット』のキャラクターたち。

街でネコたちがジャズを奏でたり、それに合わせてダンサーたちが踊ったりと、とっても楽しげ。マリーやベルリオーズ、トゥルーズなどのポスターも飾られていて、店内は明るく開放的な雰囲気に包まれています。

そこで味わって欲しいのが、見た目もかわいい３種のフロート。レトロ感たっぷりのグラスにドリンクを注ぎ、その上にバニラアイスクリームをのせて、イチゴをちょこんとトッピング。チョコレートでできたミッキーシェイプのピックがアクセントになったフロートは、どれもどこか懐かしい味わいです。

歩き疲れた体に染み渡る、冷たいドリンク。ランチとディナーの合間に、ちょっとブレイクしたいときにもぴったりです。窓の外の行き交う人たちを眺めながら、次どこ行く？なんて相談したり、あれ楽しかったね〜なんて盛り上がったり、時間を忘れておしゃべりに花を咲かせるのもいいですね！

古き良きアメリカをイメージしたダイナーで、ちょっぴりノスタルジックなドリンクを飲みながら、ディズニーの思い出話に浸ってみてはいかがですか？

次に、東京ディズニーシーでスウィーツタイムを楽しむなら、ぜひ訪れたいのが「リストランテ・ディ・カナレット」。

ここは、ヴェネツィアの風景を描いた画家カナレットにちなんだ、イタリアンレストラン。店内には彼の作品や肖像画が飾られ、まるで貴族の邸宅のような雰囲気です。そして、このお店の魅力のひとつは、ヴェネツィアをイメージした運河沿いにあるということ。テラス席からは、「ヴェネツィアン・ゴンドラ」が行き交う様子を眺めることができるんです！

キラキラと輝く水面をゆったりと進むゴンドラ、時折聞こえてくるゴンドリエたちの陽気な歌声。そんなロマンティックな雰囲気の中で味わうオススメのスウィーツは、イタリア生まれの「ティラミス」です。

まず目を引くのは、まるでアートのような盛り付け。コーヒームースの上にマスカルポーネアイスを重ね、立体感を演出。筆で描いたようなチョコレートソースの波線もポイントです。このティラミス、食べるときにもちょっとコツがあります。

ムースやアイスを別々に食べてももちろん美味しいのですが、ムースとアイス、添えてある生クリームとチョコレートソースを全部一緒に口に入れてみてください。すると、すべての味が一体となって、上品でちょっぴりほろ苦い、大人味のティラミスに！　チョコレート風味のシガレットクッキーは、食感のアクセントに。一皿でいろんな味わい方ができるのも大きな魅力です。

このレストランを利用するなら、ぜひ夕方の時間帯を狙ってみてください。テラス席には夕陽が差し込み、運河がいっそう美しくきらめいて、情緒たっぷり。運河を抜ける東京ディズニーシーの風を感じながら、ロマンティックなスウィーツタイムを堪能できます。

東京ディズニーシーのオススメをもうひとつ。意外に思われるかもしれませんが、「レストラン櫻」の和スウィーツです。

このお店は、フィッシュマーケットを改装して作られた、東京ディズニーシー唯一の和食レストラン。日本人移民のチャーリー・タナカがオーナーを務めます。店内にはいたるところにフィッシュマーケットの名残が感じられ、高い天井と大きな窓で、開放的な雰囲気です。

実はこのレストラン、スウィーツメニューも大人気なんです。中でもオススメしたいのが、「フルーツとわらび餅のパフェ、和三盆のシロップ」。

やわらかくて口どけの良いわらび餅と、上品な甘さが特徴の和三盆のシロップのバランスが絶妙。甘酸っぱいフルーツや、ミッキーシェイプのチョコレートがほどよいアクセントになっています。窓の外に広がるニューヨークの波止場を眺めながら、やさしい甘さの和スウィーツで、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがですか？

今回は、プライオリティ・シーティング対象のレストランのスウィーツメニューをピックアップしましたが、両パークそれぞれ、魅力的なスウィーツがまだまだあります。

『東京ディズニーリゾート レストランガイドブック2022』では、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、ディズニーホテルの全レストランをご紹介。東京ディズニーシー20周年を記念した最新メニューをはじめ、各レストランの定番メニューなど、約350のメニューを掲載しています。

さらに、今回ご紹介したスウィーツのほか、シェフのスペシャリテやワンハンドメニューなどの特集も。パークでのレストラン選びの参考になること間違いなしです！　ぜひ本書を活用して、パークでの”食”の楽しみ方を発見してください。