100均素材の「お手軽マジック」を子どもと楽しむ！　注目のマジシャンが伝授

魔法使いアキットさんのストーリーマジックライブに３組６名さまをご招待！　記事の最後にお知らせがあります。（応募締め切り：2023年４月18日）

見ているだけでワクワク、ドキドキ！　魔法のように不思議なマジックは、お子さんの「なんでだろう？」「どうして？」の好奇心や探求心も湧きたててくれます。

今回、マジシャンとして活躍中の魔法使いアキットさんに、小さな子でもできる簡単なマジックを教えていただきました。

使う素材は100均で手に入るものだけ。
１回目は、トランプとコップを使ったマジックです。やるほどに、お子さんの手先も器用になっていきますよ。

（全３回の１回目）

魔法使いアキットさんが初めてマジックと出合ったのは４歳のころ。幼稚園の先生が見せてくれた「キャラメルが消えるマジック」を見てマジックの世界にどっぷりハマったと言います。

もともと、物事のからくりを見つけることが大好きだったアキットさんは、マジックを見ては「あれはどうなっているんだろう？」と、本やテレビをひたすら見続けて、習得するまでとにかく練習。そうしてすべて独学でマジックを身につけ、プロのマジシャンになりました。

そんなアキットさんに教えてもらうマジック１回目は超・初級編。
小さなお子さんでもできるように、仕組みがわかりやすいトランプを使った簡単なマジックをご紹介します。ほんの少しのコツさえつかめば、すぐできるようになりますよ。

まずはどんなマジックなのかを動画でご覧ください。その後でやり方の解説をしていきます。

最初は、トランプを使った簡単なマジックです。

それでは、やり方の解説とマジックを見せるときのポイントをおさらいしていきます。

①真ん中にジョーカーを挟むようにして、トランプ５枚を並べて手に持ちます。

②手に持ったトランプをそのまま裏返します。そして、「ジョーカーをつかまえてください」と言いながら、自分以外の人に真ん中のカードへ洗濯ばさみを挟んでもらいましょう。

③くるっと返すとあら不思議！　つかまったのは真ん中のジョーカーではなく端のカードでした！

「これは目の錯覚を利用したマジックなんです。裏からは真ん中に挟んだように見えますが、実際には端のカードを挟んでいるんですよ！」（アキットさん）

【POINT】

「トランプを振りながら素早く裏返すと、挟んだ洗濯ばさみが移動したかのように見えるので、洗濯ばさみからジョーカーが逃げたような演出がしやすいです」（アキットさん）

次に、ジョーカーを端に移動して洗濯ばさみを挟んでもらっても、裏返すと真ん中のカードを挟んでいる状態になるので、「ジョーカーは逃げ足が早くてつかまえられませんでしたね……」と言いながら終わりましょう。

一見、難しそうに見えるこのマジック。でも、本当に洗濯ばさみで挟んでひっくり返すだけで簡単にできますので、ぜひ一度やってみてくださいね！