
「春分の日」の由来 「お彼岸」と「ぼたもち」の深い関係 子どもへの教え方を専門家が解説
【3月の行事】親子で話したい日本の行事 ~春分の日編~ (2/3) 1ページ目に戻る
2026.02.22
和文化研究家:三浦 康子
「春分の日」はどんな日?
そもそも「春分の日」とはどんな日なのでしょうか。暦のうえでは春の中間地点で、本格的な春を迎えるころです。「自然をたたえ、生物をいつくしむ」という意味を持つ祝日でもあります。
春分は、季節の移り変わりを知るための二十四節気のひとつ。二十四節気とはなんでしょう? 太陽の動きをもとに1年を24等分し、約15日ごとの節気に分けた、いわば「季節の指標」。昔から農作業を行う上でも大切にされてきました。
それぞれの節気は期間なので、春分は「春分(二十四節気の第4)」から「清明(二十四節気の第5)」の前日までの期間を指します。毎年同じ日付けではなく、年によって変わります。例えば今年2026年は3月20日から4月3日までが春分で、春分に入る日が「春分の日」です。
「春分の日」について、昼と夜の長さが同じになると学んだ人も多いのでは? 太陽が真東から昇って真西に沈むため、昼の時間と夜の時間がほぼ半分ずつになります。この日を境に日がのびていき、昼の時間が最も長い夏至に向かっていきます。
「春分の日」とお彼岸の関係
「お彼岸」は年に2回、春と秋にあります。春分の日と秋分の日を中日とした前後3日、合わせて7日間がお彼岸です。
古くから、「お彼岸」にはお墓参りをする風習があります。「春分の日」と「秋分の日」は、太陽が真東から昇って真西に沈みます。西にあるとされるあの世と、東にあるとされるこの世が最もつながりやすい日と考えられています。
この世のことをこちら側の岸「此岸」(しがん)といい、あの世のことをあちら側の岸「彼岸」(ひがん)といいます。
お彼岸には、邪気を払うとされる小豆を使った「ぼたもち」や「おはぎ」を食べる習わしがあります。
同じ食べ物ですが、その季節に咲く「牡丹」と「萩」の花から、春は「牡丹餅」秋は「お萩」と呼ばれるようになりました。


































