
「春分の日」の由来 「お彼岸」と「ぼたもち」の深い関係 子どもへの教え方を専門家が解説
【3月の行事】親子で話したい日本の行事 ~春分の日編~ (3/3) 1ページ目に戻る
2026.02.22
和文化研究家:三浦 康子
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるのはなぜ?
春分は春(立春~立夏の前日)の中間地点で、春分以降は昼が長くなってゆくので、寒さが和らぎ暖かくなっていきます。秋分は秋(立秋~立冬の前日)の中間地点で、秋分が過ぎると昼が短くなってゆくので、暑さが和らぎ涼しくなります。
いずれもお彼岸の時期で、厳しい残暑や寒さに目処がつくため、「暑さ寒さも彼岸まで」というようになりました。
このように、春分を迎えると過ごしやすい穏やかな日が続きます。お彼岸やお花見など、まさに、自然をたたえ生命をいつくしむのにぴったりの季節です。
また、春分の日を過ぎたあたりは、年度が変わる時期。卒業、入学、異動、新生活などにも重なるので、1日1日を大切に過ごせるといいですね。
子どもへのわかりやすい伝え方
子どもたちにとって、暦や太陽の動きは少し難しい内容ですよね。例えばこんなふうに話してみてはどうでしょうか。
Q.「春分の日」ってどんな日?
A.「自然を大切にして、生き物をかわいがろう」という日で、お昼と夜の長さがだいたい同じになる、不思議な日なんだよ。この日をすぎると、お昼が少しずつ長くなって、どんどん暖かくなっていくよ。
Q.何をする日なの?
A.お墓参りに行って、ご先祖さまに「ありがとう」を伝えるよ。春のお花「ぼたん」ににた言葉「ぼたもち」を食べて、悪いものを追い払ったりするんだ。
───◆────◆───
春分の日を過ぎると、年度が替わり、卒園や卒業、入園や入学、進級があり、新しい学年が始まります。新年度を迎える前に、親子で外に出て、春分の空気を感じてみてくださいね。
取材・文/尾関久美子
「3月の行事の由来」全2回の2回目。1回目~桃の節句編~を読む。
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三浦 康子
古を紐解きながら今の暮らしを楽しむ方法をテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、講演などでレクチャーしており、行事を子育てに活かす「行事育」提唱者としても注目されている。All About「暮らしの歳時記」、私の根っこプロジェクト「暮らし歳時記」などを立ち上げ、大学で教鞭をとるなど活動は多岐にわたる。 著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)、『かしこい子に育つ季節の遊び 楽しい体験が心を豊かにする12か月の行事育』(青春出版社)、監修書『おせち』(福音館書店)、『季節を愉しむ366日』(朝日新聞出版)ほか多数。 HP https://wa-bunka.com/
古を紐解きながら今の暮らしを楽しむ方法をテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、Web、講演などでレクチャーしており、行事を子育てに活かす「行事育」提唱者としても注目されている。All About「暮らしの歳時記」、私の根っこプロジェクト「暮らし歳時記」などを立ち上げ、大学で教鞭をとるなど活動は多岐にわたる。 著書『子どもに伝えたい 春夏秋冬 和の行事を楽しむ絵本』(永岡書店)、『かしこい子に育つ季節の遊び 楽しい体験が心を豊かにする12か月の行事育』(青春出版社)、監修書『おせち』(福音館書店)、『季節を愉しむ366日』(朝日新聞出版)ほか多数。 HP https://wa-bunka.com/