【ラン活 23年モデル】ラルフ・ミキハウス・DIESEL…「個性派ランドセル」が人気ブランドから続々!
最旬!ラン活2023〜#3 アパレル系ランドセル編〜
2022.04.16
ライター:遠藤 るりこ
ランドセルはけっして安い買い物ではないからこそ、親子ともに納得いくお気に入りを毎日使いたいもの。周りの子とは違う個性的なランドセルが欲しいという親子におすすめなのが、アパレルブランドが手がけるランドセルです。
かぶせ(※1)裏のテキスタイルや、繊細な刺繍、気品漂う箔押しやエンブレム……。随所にファッションブランドならではのセンスがちりばめられています。
※1 かぶせ=ランドセル本体を覆う「ふた」の部分
一目見たら「絶対にコレに決めた!」と、即決されるお子さんも多いアパレル発のランドセルです。他メーカーにはないファッションブランドとしてのこだわりが、親子の心をわしづかみにします。
※連載全5回の3回目。
伝統を次世代につないでいく「ポロ ラルフ ローレン」
1967年にNYで創業し、何世代にも渡って愛用されることも多い老舗アパレルブランドの「ポロ ラルフ ローレン」。
ヘリテージ(伝統)、クラシック(格式)といったブランドの世界観を表したランドセルを日本のマーケットに合わせて開発、2017年秋に発売しました。
ポロ ラルフ ローレンのランドセルのラインナップは4スタイル。最高級のフラッグシップモデル「レップストライプ コレクション」(231,000円・税込)は、特にラグジュアリーな仕上がりです。
ランドセルのかぶせ裏は、ネクタイからブランドをスタートさせたポロ ラルフ ローレンらしく、伝統的なストライプ柄です。
前面のメタルプレート、側面のエンブレム刺繍などからもプレミアム感が漂います。ポロ ラルフ ローレン好きにはたまらない、細部までこだわり尽くしたデザインです。
また、子どもたちの身体の負担を考え、機能面にもしっかりと配慮。特に、金属製の背カン「タフウィング」やアップ式ベルトを用いることで、肩から背中への負担を均等にして、体感重量を軽減する工夫も。
最高級モデルであるレップストライプ コレクション以外にも、スポーティーな「アクティブ コレクション」(99,000円・税込)、クラシカルな「タータンチェック コレクション」(132,000円・税込)、エレガントな「フローラル コレクション」(121,000円・税込)など、比較的リーズナブルなラインナップも。ポロ ラルフ ローレンファンは必見です。
家族のライフステージに寄り添う「ミキハウス」
2021年に創業50年を迎えた「ミキハウス」。妊娠・出産・子育てに寄り添う、日本のキッズアパレルのパイオニア的存在です。ミキハウスでは、1987年からランドセルの発売をおこなっています。
「ミキハウスのランドセルは、①人工皮革、②牛革、③コードバン(かぶせ)、素材別で3つのモデルに分かれています。
特にかぶせに最高級馬革のコードバンを使った『プレミアムモデル』(330,000円・税込)は、例年夏前には完売する人気ランドセルです」(ミキハウス商品MD部・箕岡弾さん)
「全体的なデザイン、カラーはトラッドな高級感を意識し、過度な装飾や色目はおさえています。ぜひミキハウスのフォーマルウェアとコーディネートを楽しんでほしいです」(ミキハウス・箕岡さん)
斬新かつ大胆! 個性派「DIESEL」
街中で背負っている小学生を見かけたら、思わず振り返って二度見をしてしまいそうなのが、DIESEL(ディーゼル)のランドセル。日本独自の文化であるランドセルに、イタリアのプレミアムブランドとしてのDNAを取り込んでいます。
「《画一的ではなく、特別な価値あるランドセルに》という想いで、本国のデザインチームと念入りな会議を重ね、デザインしました。他にはない斬新なランドセルに仕上がっていると思います」(株式会社SHIFFON PR担当・佐々野康平さん)
2023年度向け新作ランドセルは、DIESELデニムの象徴でもあるブランドロゴをエンボス加工で施し、ポイントでカラーを切り替えたデザインが特徴的な「5TH POCKET STRIPE」(各89,100円・税込)と、大胆な「Dロゴ」が配置されたカラーブロッキングデザインが特徴的な「D-MARK」(各89,100円・税込)の2シリーズです。