これぐらい大きくないと、あっという間にこわされてしまうんだ。
イタヤラは一度すみついた場所からはなかなか動かないので、釣り船のキャプテンたちはどこにイタヤラがいるのかを覚えている。
ものほしざおみたいな釣りざおにロボットみたいなリールをセット。
イタヤラの力で海に引きずりこまれないよう、船と体にベルトで固定する。
うどんみたいに太い釣り糸に特大の釣りバリをむすびつけ、エサをひっかけてイタヤラの巣へほうりこむ。
するとすぐに釣りざおへ「ズドン!!」という衝撃が!
あまりの力強さに海に落ちそうになる!
後ろからなかまに肩をつかんでもらいながらリールを巻く!
いや、大きすぎてリールも巻けない!
そんなときは最後の手段。船のスクリューを逆噴射してイタヤラを巣からひきはがす!!
水面にドバン!と水柱を立てて浮かぶのは人も丸のみできそうな超巨大魚だ。