ヌルヌルのすごいひみつを解説!「土用の丑の日」の主役・ウナギってどんな生きもの?

『さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑2』より、ウナギをご紹介!

土用の丑の日ってどんな日?

土用の丑の日とは?

夏の「土用の丑の日」は、立秋直前の「土用」の期間にある丑の日のこと。丑の日には「う」のつく食べ物を食べる風習があり、江戸時代ごろから夏の暑さ対策、滋養強壮のため、うなぎを食べるということが一般に定着したそう。

ウナギってどんな生きものなの?

MOVEmini「魚」より
ウナギのなかまの多くは、海と河川を行き来して、一生を過ごすものが多い。体が細く、えらぶたと腹びれが無いのが特徴だ。

ウナギはとってもおもしろい魚!

『さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑2』より
NHK Eテレで放送中の大人気番組『ギョギョッとサカナ★スター』の図鑑 第2弾、『さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑2』が2023年7月30日に発売! この本でたっぷり紹介しているうなぎのひみつの一部を紹介します。
いまウナギは世界的に人気で、とくに東アジアの国々で消費が拡大中!

日本の食生活に欠かせないウナギ。これからも美味しいウナギを皆さまにとどけるために、大勢の方々が養殖技術の研究を大急ぎで進めています。
ウナギの名前の由来は?

ウナギの名前の由来には諸説あり、胸(おなかの部分)のあたりが黄色いことから「胸黄」→「むなぎ」となり、「うなぎ」へと変化していったという説があります。
『さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑2』より
細長くてヌルヌルな体には、すギョいひみつがたくさん!
ヌルヌルのひみつとは?

体全体をおおう、ねん液(ムチンというたんぱく質)には、皮ふが傷つかないようにしたり、細菌などから身を守ったりする働きがあるほか、皮ふ呼吸にも役立っているんだ。

ウナギはすべての部位が食べられる!

一般的なお魚の可食部位(食べられる部分)は、全体の40%ほどですが、ウナギは全部食べられるので、フードロスゼロなんです。
『さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑2』より
ウナギといえば、蒲焼き。蒲焼きは、よく動かす尾の部分は身がしまっていて、おなかは脂が乗っています。そして、頭や内臓、ひれは串焼きに、骨はから揚げにして、すべての部位が美味しく食べられます!
ウナギの生態にはまだまだたくさんの魅力がいっぱい!

詳しくは『さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑2』にてじっくり読んでみてね。

最新刊「さかなクンのギョギョッとサカナ★スター図鑑3」発売!