
学術誌で論文発表の新発見! 海の深さによって生息するアンモナイトの種類が異なることがわかった!
【ちょっとマニアな古生物のふしぎ】古生物学者・相場大佑先生が見つけた古生物のふしぎ
2025.06.04
古生物学者:相場 大佑

たとえば、新種の化石を発見すること、進化の過程を解明すること、昔の生物がどんなものを食べていたのか、どれくらいの速さで歩いていたのかを推測すること、などがあるかもしれませんね。
古生物学のもっとも基本的な研究は、「どこから(場所)」「いつの(時代)」「どんな(種類)」の化石が見つかるのかを明らかにすることです。
僕は岩手県北部沿岸の洋野町にある「種市層」という地層から見つかるアンモナイトと二枚貝の化石を調べていて、その成果の論文を最近、国際的な学術誌で発表しました。