バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 キャノンボーグを探せ! 超兵器発動のタイムリミットは62分!

スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第25話】

テレビマガジン編集部

タイヤの初恋エピソードが明かされた第24話に引き続く第25話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ! コレを読んでもう1回、本編を見直そう!!
▼第24話はこちら!

キャノンボーグの居場所を探すブンブンジャー!

ハシリヤンの超兵器を操るキャノンボーグの居場所を突き止めるべく、ミラは似顔絵を見せ人々からの情報を得ようとした  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
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届け屋本部では範道大也(ハンドウタイヤ)たちが納涼大花火大会のチラシを見て盛り上がっていた。

ビュン・ディーゼル=ビュンディーと焔 先斗(ホムラサキト)も地球の花火とカレーだけは嫌いじゃなかったと好感触。

会場でたこ焼き屋のバイトをするという志布戸未来(シフトミラ)も、きてくれたら1個サービスすると張り切り、これを聞いたタイヤも皆でいこうと大乗り気だ。

人混みは遠慮したいと言う鳴田射士郎(メイタイシロウ)に対し、振騎玄蕃(ブレキゲンバ)が屋台で何か調達してやると気遣うと、イシロウは恥ずかしそうに「リンゴ飴」と一言、皆も微笑み了承した。

そのころ、キャノンボーグは難航しているギャーソリン回収計画を巻き返すべく、ある秘密兵器を使おうとしていた。

サンシーターたちは地球をボロボロにするのはまずいと超兵器の使用に後ろ向きだが、キャノンボーグは自分に従わないサンシーターたちに苛立ちながら、決行することにしたようだ。

タイヤたちが部屋を出ていこうとしたそのとき、警報音が鳴り響いた。モニターに映し出されたISA=国際宇宙対策機構の特別調査官・細武 調(サイブシラベ)は、監視衛星が地球に接近する巨大物体を検知したと報告する。

宇宙から迫る超巨大物体を見たブンドリオ=ブンブンとビュンディーは、それは「ジャッキー・ホイホイ」だと口をそろえた。

ジャッキー・ホイホイは衛星軌道上からギャーソリンを強制回収する大量悲鳴兵器であり、キャノンボーグの奥の手だとサキトは指摘する。

このままでは地球は死の星になってしまうというのだ。

シラベの分析によればジャッキー・ホイホイは約62分で地球軌道に到達するという。

宇宙の敵を迎撃できるブンブンカーはまだなく、何か他の手段を考えなければならない。

ここはジャッキー・ホイホイを操作しているキャノンボーグを見つけて信号を停止させるのが得策だ。タイムリミットが近づくなかでキャノンボーグの居場所を突き止めるべく、タイヤたちは行動を開始した。

ミラは各地でキャノンボーグの似顔絵を見せながら聞き込みを行い、ジョウは電話で調査、ゲンバは探偵や雑誌記者らに捜索を依頼、そしてタイヤは人工衛星を買い取り、イシロウが衛星の軌道を修正してジャッキー・ホイホイとの衝突撃破を画策するのだが……。

ブンバイオレットと対決するキャノンボーグ!

キャノンボーグは両腕をソードグルマーのソードに変形させブンバイオレットに迫った!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
人工衛星とジャッキー・ホイホイの衝突には成功するも、ホイホイは衛星を粉砕して直進、その軌道を変えることはできなかった。

するとシラベのスマホにISAからの緊急機密回線による着信が入った。キャノンボーグの居場所が判明したというのだ。

そしてついにジャッキー・ホイホイは発射予定位置に到着、キャノンボーグは嬉々としてギャーソリン回収光線を発射しようとしていた。

ところがスイッチを操作しようとした瞬間、光弾が発信装置を弾き飛ばして故障、ホイホイは緊急停止してしまった。

光弾を放ったのはサキトだ。そこへタイヤたちも駆けつけ一同はブンブンジャーにチェンジした。

計画を阻止されて怒り心頭のキャノンボーグはサンシーターの頭にアンテナを飛ばして無理矢理コントロール、ブンブンジャーと戦わせている間に自分は逃走し、ギャーソリンを奪い取ろうという策略である。

そうはさせまいとブンレッド119=タイヤは、俊足のブンバイオレット=サキトに追跡を任せてズンズンショウカブラスターを託したところ、ブンブルー=イシロウはブンブンハンドルを、ブンブラック=ジョウはブンブンチェンジアックスをブンバイオレットに渡し、地球の命運を委ねたのだ。

さすが俊足のブンバイオレット、アッと言う間にキャノンボーグに追いつき、ビュンビュンコントローラーを構え迫った。

追い詰められたキャノンボーグは、不敵にもブンバイオレットと今一度仕事を依頼したいと交渉を始めたのだ。

それはハシリヤンのボスであるワルイド・スピンドーを始末するという仕事の依頼である。キャノンボーグはボスを倒し、サキトと手を組み宇宙のすべてを手に入れようと持ちかけたのだ。

しかし、今のサキトにそんな野望はない。ブンブンジャーの仲間たちと花火を見ることが自分の望みだとキャノンボーグの依頼を一蹴した。

交渉決裂とみたキャノンボーグは両腕をソードグルマーのソードに変形させてブンバイオレットのコントローラーをはたき落とした。

さらに両腕のソードによる高速攻撃をくらわそうとするが、ブンバイオレットはブンブンハンドルとブンブンチェンジアックスの二刀流で受け止め、キャノボーグの両腕のソードを斬り落とす。

一匹狼を貫いてきたサキトだったが、タイヤたちと出会ったことで仲間がいることの尊さを知ってさらに高みに至ったのだと語る。

一方のキャノンボーグは先の幹部・マッドレックスのように先陣を切って戦うことなく、部下を叱咤するだけの頭脳派であるため、サンシーターたちからの信頼も得られず孤独の戦いを強いられ、それが敗因に繋がったのだ。

ブンバイオレットのブラスターの直撃を受け、キャノンボーグは爆発、アンテナが外れたサンシーターたちのコントロールも解けたのだった。
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