謎の生命体ケミーとは? 新ライダー、ガッチャードは高校生ってホント?【仮面ライダーガッチャード】
3分でわかる『仮面ライダーガッチャード』見どころ&要チェックポイント!【第1話】
2023.09.03
見どころ その1:「ガッチャ」を求める宝太郎と謎のバッタが出会う!
これを追うのは謎の3人の女たちで、そのひとりは明らかに幼い少女の姿をしています。
少女は男がもつ「暗黒の扉を開く鍵」を狙っているようですが、男は「これは生と死をつかさどる、希望の鍵だ」と言い放ち、3人の女からの攻撃を、なんとかかわしつつ、召喚したSLの汽車のようなものに乗ってその場から逃げ去っていきます。
3人の女が言う異空間=ウロボロス界に逃げ込んだ男は、霧が立ち込める深い森の中にある駅のホームに降り立って、運命に導かれし者を探せと、巨大なバッタを放ったのでした。
そして場面は変わり、とある定食屋の店内が映し出されます。
そこでは自身の弁当作りに勤しむ高校生・一ノ瀬宝太郎が、その母である珠美と常連客の相手をしていました。
特製の弁当を完成させた宝太郎は、それを鞄に詰め、慌ただしく学校へ向かいます。
宝太郎が通う学校は私立・富良洲高校。
遅刻寸前で駆け込んできた宝太郎は、教師のミナトから未提出の進路調査票を催促されますが、これに言い訳してその場をとりつくろうとしました。
ミナト先生は、宝太郞の口癖である「やった」とか「捕まえた」を意味する「ガッチャ」という言葉を聞き飽きたとあしらい、真面目に進路を考えるよう戒めます。
さらに、宝太郎が再び駆け出したところ、同じクラスの女子高生・九堂りんねにぶつかってしまい、大コケする体たらく。
りんねもまた進路調査票を提出していない様子ですが、ミナトの言葉では九堂の進路は先祖代々決まっているそうなのです。
今時先祖代々もあるものかと、りんねのことが気になる宝太郎でしたが、世界史の授業でルネサンスについてすらすらと答える優秀なりんねに「夢見てるポエムな人」と一笑に付される始末でした。
放課後、馬鹿にされて腹の虫が治まらない宝太郎はりんねの後を付けたところ、りんねの不思議な行動を目にします。
りんねが手をかざした壁が生き物のようにうねりながら口を開け、りんねはその中へと入っていったのでした。
さらに宝太郎の背後には不気味な音が……。
宝太郎が振り向くとそこにいたのはなんと巨大なバッタ!
不思議な同級生九堂りんねと、このバッタには何か関係があるのでしょうか?
この先の展開が気になるところでしたね!
見どころ その2:謎の異空間でドライバーを託された宝太郎!
そこに現れたのは九堂りんねです。バッタをあわててバッグに入れて隠そうとした宝太郎でしたが、「ホッパー」という鳴き声をあげられ、りんねは気づいてしまったようです。さらに、ふたりがいる場所に謎のSLが猛然と近づいてきたのです。りんねはそのSLを「ケミー」と呼び、宝太郎に逃げるよう指示すると、錬金術を使う姿へと変身したのです。
りんねは呪文を唱えてSLのケミー=スチームライナーを止めようとしますが跳ね返されてしまいます。
宝太郎は逃げようと声をかけますが、りんねは「錬金術師の使命」だと言って逃げることなく、走りくるスチームライナーの前に立ちはだかろうとしたのです。
それを見た宝太郎、九堂だけ置いて逃げるわけにはいかないと男らしいところを見せ、りんねの前に飛び出しました。
スチームライナーが宝太郎に突進してきたそのとき、宝太郎のバッグから飛び出したバッタのケミー=ホッパー1がスチームライナーに向かって跳ねながら宝太郎もろともスチームライナーに飲み込まれてしまいました。
するとその場が異空間に変わり、スチームライナーが宝太郎を吐き出します。宝太郎が気づくとホッパー1とスチームライナーがカードとなって異空間を飛翔、その先には無数のカードが広がっていました。
そのカードのなかにはホッパー1とスチームライナー同様のケミーたちがうごめいているのです。
その様に感動し、純真な笑顔でケミーを見つめる宝太郎に、3人の謎の女に襲われていたあの男が姿を現しました。
男は、ホッパー1とスチームライナーに認められたからここにきたのだとその理由を説き、未来への希望となるというドライバーを宝太郎に託したのです。
と、そのとき、再びあの3人の女が現れ、男に向かってきました。
すかさず男は宝太郎をかばい、「今よりお前の字(あざな)は仮面ライダーだ」と叫んだかと思うと、宝太郎の腰にドライバーが装着され、その姿は無数のカードが輝く光芒に包まれていきました……。
めくるめく展開に目が離せませんでしたね!
見どころ その3:仮面ライダーガッチャード対カマキリマルガム!
しかし宝太郎の手にはホッパー1とスチームライナーのカード、そしてあの男から託されたドライバーがあります。
すべては夢ではなく、宝太郎は仮面ライダーとなる、重大な使命を託されたようです。
その刹那、おびただしい数の鳴き声が響き渡ります。
「失われていた101体のケミーがすべて解放された」と驚くりんね。
ケミーたちは街中を縦横無尽に飛び回り、人々はパニックに陥ります。
そこにまたあの3人の女たちが現れました。どうやら宝太郎のドライバーを狙っているようです。
女のなかのひとり、クロトーと呼ばれる女が1体のケミー=カマンティスを呼び寄せたかと思うと、ケミーはクロトーの体内に吸い込まれ、と同時にクロトーは怪人=カマキリマルガムへと変身を遂げました。
ケミーを飲み込み悪意を感じるこの怪人に対し、宝太郎は、俺は仮面ライダーだと意を決し、託されたガッチャードライバーと2枚のカードをベルトに挿して変身しました!
すると宝太郎の姿は、巨大な輝くバッタの姿となり、違和感を感じながらもジャンプしてカマキリマルガムの攻撃をかわします。
しかし、巨大なカマの一撃をくらい狭い空間に吹き飛ばされたガッチャードは、追い詰められてしまいます。
窮地に陥ったガッチャードは意外にも変形し、輝く人型の仮面ライダーガッチャード スチームホッパーへとチェンジしました。
ガッチャードは鋭いパンチの連打攻撃と、取り出した銃から放つ弾丸でたちまち形勢は逆転、カマキリマルガムを圧倒して最後は必殺のライダーキックをお見舞いし、カマキリマルガムをクロトーとケミーのカマンティスに分離させたのです。
ガッチャードは持っていたブランクカードにカマンティスを封印して見事「ガッチャ」に成功! これが仮面ライダーの力です!
変身を解いた宝太郎の手にはホッパー1、スチームライナー、カマンティスの3枚のライドケミーカードがおさまっています。
この騒動でケミーを撮影していた宝太郎の同級生の加治木が撮った証拠写真からはケミーの姿が消失、加治木もケミーを見た記憶を失いました。
「ケミーを目撃した者の記録も記憶もすべて消し去るのが掟だ」と言う声の主を宝太郎が見ると、そこに立っていたのはミナト先生でした。
そしてミナト先生もりんねと同じく錬金服姿にチェンジしたのです。
このミナト先生はケミーと錬金術について何か知っているようですが……。
次回はその謎が明かされるかもしれませんね!
今回ガッチャ! したケミーたち
ホッパー1
謎の空間・ウロボロス界にいた謎の男(九堂風雅)が「運命に導かれし者」を探すため放ったバッタ型のケミー。「ホッパー」とかわいい声で鳴く人なつこいケミーだ。
スチームライナー
同じく謎の男がホッパー1とともに放ったSL型のケミー。地下鉄、襟草駅を通過する際、宝太郎の同級生・加治木に目撃され、その後、宝太郞とりんねの前に出現、ホッパー1とともに宝太郎をウロボロス界へ誘った。
カマンティス
冥黒の三姉妹のひとり、クロトーが召喚したカマキリ型のケミー。クロトーの体内に吸い込まれクロトーをカマキリマルガムに変身させた。
『仮面ライダーガッチャード』クイズ
宝太郎が今回作った特製の弁当はどんな弁当?
①トンカツ目玉焼き弁当 ②鶏唐揚げ生姜焼き弁当 ③ハンバーグ柚子胡椒マヨ弁当