あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月26日」(1980年)。『ザ☆ウルトラマン』が最終回を迎えた。
科学警備隊の巨大戦艦ウルトリアとウルトラ艦隊は、ついにヘラー軍団が占拠しているU40に接近。ウルトリアのエンジンをオーバーヒートにより爆発させ、撃墜されたようにカモフラージュしてU40に降り立った。しかし、宇宙ではウルトラ艦隊との激戦が続いている。ウルトラマンジョーニアスはヒカリと分離し、ジョーニアスは宇宙に、ヒカリたち科学警備隊は捕らわれているアミア(ジョーニアスの妹)を救うため、U40に造られたヘラー軍団の砦・ヘラーシティに向かった。
ウルトラマンの力を失ったヒカリが奮闘!
前話までの戦いで、U40のヘラーシティに突入した科学警備隊。しかし、彼らはヘラー軍団に捕らえられてしまう。科学警備隊の誰かがウルトラマンジョーニアスだと考えていたヘラーは、U40最高指導者の大賢者を人質にし、名乗り出るように迫る。
そして、ヒカリがジョーニアスだと確信していた科学警備隊のメンバーたちは、ヒカリに頼ろうとする。しかし、ヒカリはジョーニアスと分離しているため変身できない。そして大賢者はヘラーによって原子分解されてしまった。
その直後、宇宙で戦うジョーニアスを見たヘラーは動揺。ゴンドウキャップはその隙をついて脱出を試みる。自分たちは心のすみでウルトラマンに頼っていたと言うゴンドウキャップ。科学警備隊は自分たちの力で自分たちの戦いをするため、散り散りになり活動を開始した。
そして、ヒカリとゴンドウキャップは偶然にも同じヘラーシティの防衛タワーにたどり着く。しかし、防衛タワーの守りは堅い。負傷したゴンドウキャップは、ヒカリにコントロールパネルを破壊するよう指示。ヒカリは破壊に成功するも、爆風で吹きとばされ地上に落下してしまう。しかし、地面に激突する瞬間、ヒカリの体を光が包む……。