あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月22日」(1974年)。
白鳥健一少年の通っている小学校で、怪獣の卵が見つかった。勉強もスポーツも優秀で、剣道の達人でもある竜一少年は、卵から生まれた幼体を殺してしまうのだが……。
ゴルゴザウルス二世を倒したタロウだったが…
その後、ZATは東京の西部近郊に新たな異変を探知し、調査を行っていた。光太郎はその調査のなかで、ひとり泣きながら歌を歌う少年を発見。声をかけるが、少年は逃げるように去ってしまう。翌日、光太郎たちが健一の通う学校の前を通りかかると、ちょうど体育の授業をしている健一と遭遇した。光太郎は、児童たちのなかに昨日ひとりで泣いていた少年を見つける。健一によると、その少年は竜一という名前で、スポーツも勉強も何でもこなす優等生らしい。
竜一は剣道も得意で、教師を簡単に打ち負かした。すると、校庭で助けを呼ぶクラスメイトの女の子を発見。そこには、小さい怪獣がいた。竹刀で怪獣を叩き、駆除する竜一。そこには怪獣の卵がいくつもあり、竜一はそれを潰して回る。しかし、今度は地面が割れ、地中から怪獣・ゲランの頭と尻尾が現れた。