あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月18日」(1972年)。
ロボネズと交戦し、勝利を収めたウルトラマンジャック。しかし、ロボネズに噛まれた郷の腕は鼠咬症のような状態になってしまう。一方、次郎のクラスに白鳥エリカという少女が転入してきて……。
ウルトラマンジャックがロボネズに腕を噛まれる
帰還した郷の腕は腫れあがり、発疹・悪寒・頭痛といった鼠咬症のような状態になっていた。メディカルセンターの浜村医師から激しい運動を控えるよう言われた郷は、予定していたスキー旅行をキャンセルする。しかし、郷の乗る予定だった旅客機は何者かによって仕込まれた爆弾で、爆破されてしまった。
その後、郷を慕う少年・次郎の通う小学校に白鳥エリカという少女が転入してきた。放課後、校庭でソフトボールをしていた次郎は、エリカが自分たちのことを見ていることに気づき、いっしょにやらないかと誘う。エリカは、次郎にお礼に万年筆をプレゼントするのだった。
家に帰宅した次郎は、療養中の郷のもとに顔を出し、エリカからもらった万年筆を嬉しそうに見せる。だが、それは爆弾だった。郷は時を刻む時限爆弾のような音に気づき、咄嗟に万年筆を窓から投げ捨てると、万年筆は爆発した。