2月2日 ウルトラマンコスモス カオスヘッダーに取り憑かれたクレバーゴンを救え!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月2日(2002年)

テレビマガジン編集部

クレバーゴンを救え!

テックサンダー2号のショックビームを受けて、一時的に行動を停止したカオスクレバーゴン。相手がロボットということもあり、破壊しようとするフブキ隊員に、ムサシはコスモスなら救えると訴える。しかし、カオスヘッダーは、クレバーゴンのバイオチップの、ミクロの神経繊維に取り憑いていた。少しでも人工知能が傷つけば、カオスヘッダーが取り除かれたとしても巨大なクレバーゴンが暴れてしまう可能性があるのだ。

大切な友人を救えないかもしれないと、焦るムサシ。すると、カワヤが話しかけてきた。カワヤは臨床医をしていたころ、友人が重い病気になりそれを治すための難しい手術の依頼をされた。しかし、自分に自信がなかったカワヤは別の医者に任せ、逃げてしまったと言う。友人は助かったが、患者の信頼を裏切ったと感じたカワヤは研究医に職を変えたのだ。「あのとき、手術をする勇気があったなら」カワヤは今でもそう後悔しているらしい。

すると、カオスクレバーゴンがエネルギーを求め、高濃度エネルギー貯蔵システムのある施設に向かって進みはじめた。カオスクレバーゴンの前に立ちふさがり、止まるよう訴えるムサシ。しかし、ムサシの声は届かなかった。踏みつぶされそうになったムサシは、ギリギリのところで脱出するとウルトラマンコスモスに変身。カオスクレバーゴンの攻撃を受け流しながら、近づいていく。

コスモスはクレバーゴンの腕に拘束されるが、ムサシはクレバーゴンに正気に戻るよう訴える。すると、クレバーゴンはコスモスを放し、目をつぶって動きを止めた。コスモスはルナモードからコロナモード、そしてエクリプスモードにチェンジ。コズミューム光線でバイオチップに取り憑いたカオスヘッダーを除去し、クレバーゴンを助け出したのだった。

カオスクレバーゴン

ムサシの声を聞いて動きを止めた  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
カオスクレバーゴン

身長/48メートル
体重/7万2000トン

人工知能が搭載されたクレバーゴンが、カオスヘッダーに取り憑かれた姿。頭部から光線を放ち、右腕でコスモスを締め上げた。腹部のシャッターは開き、中に車を入れてエネルギー補給をする。

登場エピソード:『ウルトラマンコスモス』第31話「ゴンを救え」(2002年2月2日放送)
脚本:武上純希/監督・特技監督:村石宏實

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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2月2日はクレバーゴンがカオス怪獣化した日

2月2日は、クレバーゴンがカオスヘッダーに取り憑かれ、カオスクレバーゴンになってしまったエピソードの日。クレバーゴンは、『ウルトラセブン』第38話「勇気ある戦い」のクレージーゴンをオマージュしたキャラクターです。駐車場を襲い車を吸収するシーンも、その再現となっています。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。