2月2日 ウルトラマンコスモス カオスヘッダーに取り憑かれたクレバーゴンを救え!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月2日(2002年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「2月2日」(2002年)。
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カオスクレバーゴンと戦うウルトラマンコスモス エクリプスモード  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2001年7月7日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームEYES(アイズ)に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。

クレバーゴンは、少年時代のムサシがゴミ捨て場で拾ったおもちゃに、人工知能が組み込まれて誕生したムサシの友人です。『ウルトラマンコスモス』の前日譚である映画『ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT』で初登場し、ムサシがはじめてコスモスと出会ったバルタン星人の事件でも大活躍しました。


そんなクレバーゴンは、現在は怪我をした友人の弟を元気づけるため、ムサシのもとを離れています。今回は、そんなクレバーゴンに悲劇が起きてしまうお話です。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

クレバーゴンがムサシを庇う

2002年2月2日は『ウルトラマンコスモス』第31話「ゴンを救え」が放送された日です。整備のため、幼なじみの弟であるユウキから一度クレバーゴンを返してもらったムサシ。無事に作業は終わり、ムサシはクレバーゴンとの別れを惜しみながらもユウキのもとに向かおうとする。しかし、突如上空にカオスヘッダーが出現。カオスヘッダーはムサシを狙っていた。ムサシの危険を察知したクレバーゴンは、ムサシに体当たりしてカオスヘッダーから守ろうとする。

ムサシは、すぐにSRCの医療施設に運ばれ、医師のカワヤ・ノボルによる検査を受けた。しかし、何も異常はない。以前、カオスヘッダーが、ゴミに取り憑きカオスバグになったことを思い出したムサシは、心配になり、クレバーゴンを探す。すると大きな衝撃が発生。カオスヘッダーに取り憑かれ巨大化したカオスクレバーゴンが現れた。

エネルギー補給のため駐車場を襲い、車を体内に吸収するカオスクレバーゴン。ムサシはウルトラマンコスモスに変身し、クレバーゴンを救おうとするが、何故か変身できない。コスモスはムサシに、「今の君に友だちは撃てない」とメッセージを送るのだった。カオスクレバーゴンから攻撃を受けてしまうムサシ。チームEYESは現場に到着し分析すると、カオスヘッダーがクレバーゴンのコアともいえるバイオチップに取り憑いていることがわかる。
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