6月27日 ザ☆ウルトラマン 湖に住むガラドラスが人間を石化!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月27日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月27日」(1979年)。
ガラドラスと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
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『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

マルメ隊員の友人である木下の故郷の龍神湖。そこでは、石の魚が発見されるという奇妙な事件が発生していた。湖に住む龍の伝説を知る木下は、龍神祭を開催してその怒りを沈めようとするが、騒音により龍神湖に住むガラドラスが出現してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

魚が石になる

1979年6月27日は『ザ☆ウルトラマン』第13話「よみがえった湖の悲しい伝説」が放送された日です。東北の龍神湖で、石の魚が発見されるという事件が発生していた。そんな中、マルメ隊員は友人の木下に呼び出される。龍神湖は木下の故郷であり、そこに伝わる伝説が今回の事件と関係があるのかと考えていた。

その伝説とは、戦のあった昔に、愛し合いながらも親が敵同士だった為に結ばれなかった男女がいた。男は戦で死に、女は失った恋人を追って湖に身を投げる。しかし、そんなふたりを憐れみ、勝手な人間たちに怒った湖に住む龍神が、人々を石にする……というものだ。

翌日、マルメ、そしてヒカリは休暇を利用して帰省する木下について行くことになった。木下は、湖の龍の怒りを鎮めるために1年に1度行われる「龍神祭」の祭司を努める家系だった。しかし、木下の両親が亡くなり、後を継ぐべき木下が防衛軍に入ったため、ここ数年は龍神祭を行わないでいた。木下の本当の目的は、マルメたちと共に龍神祭を行うことだったのだ。

しかし、今度は湖に怪獣がいると考え調べていた人間たちが、石にされてしまう事件が発生。ヒカリはアキヤマキャップに連絡を取り、科学警備隊も龍神湖にやってきた。
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