2月1日 ウルトラマンティガ 人に取りつく寄生怪獣の意外な弱点とは?

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 2月1日(1997年)

テレビマガジン編集部

霧の正体はマグニアだった!

二手に分かれるダイゴとホリイ。しかし、ダイゴは小型宇宙生物に取りつかれ、川に転落してしまう。一方、ホリイと女性は、隕石の周りに集まる村人を発見。隕石は、小型宇宙生物を介して人間の生体エネルギーを吸い取っていた。小型宇宙生物は水が弱点で、自分は川に逃げて助かったと話す女性。すると、小型宇宙生物がホリイたちに気づき、襲い掛かってくる。宇宙観測センターに逃げ込むホリイたちであったが、そこもすでに襲撃された後だった。

すると、今まで自分のことを話さなかった女性が、はじめて口を開く。彼女の父親は、この宇宙観測センターで働いていたが、仕事人間で家族のことはまったく顧みようとしなかったらしい。そして、彼女はすでに亡くなっている父親への当てつけのため、この場所で死のうとしていたと言う。女性は、ホリイに聞かれてはじめて江崎ミチルという自分の名前を名乗った。

敵を倒すための方法を探すホリイ。しかし、建物の換気口から霧が侵入してきた。そして、ホリイは小型宇宙生物に取りつかれてしまう。諦めかけるミチル。しかし、ホリイは気合で小型宇宙生物を引きはがすことに成功。スプリンクラーを破壊して水を降らせることで、建物に侵入した小型宇宙生物を倒す。

だが、霧が1ヵ所に集まり怪獣・マグニアが出現した。ダイゴは意識を取り戻し、ウルトラマンティガに変身。マルチタイプからパワータイプにチェンジして戦いを開始する。しかし、マグニアには攻撃が通用しなかった。マグニアは、隕石が人間から奪ったエネルギーの供給を受けてパワーアップしているのだ。絶体絶命のティガ。しかしそこに、シンジョウ隊員がガッツウイング1号に乗って現れた。シンジョウはミサイルで隕石を破壊。パワーダウンしたマグニアに対し、ティガはデラシウム光流を発射し、勝利を収めたのだった。

寄生怪獣 マグニア

高圧エネルギーを帯びた霧を吐く  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
寄生怪獣 マグニア

身長/66メートル
体重/5万8000トン

無数の小型寄生体に分離して、人間の生体エネルギーを吸収する宇宙生物。隕石に蓄積されたエネルギーの供給を受け、高い戦闘力を持つ。隕石に乗って、宇宙から飛来した。

登場エピソード:『ウルトラマンティガ』第22話「霧が来る」(1997年2月1日放送)
脚本:長谷川圭一/監督・特技監督:北浦嗣巳

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2月1日は人間のエネルギーを奪い力にするマグニアが出現した日

2月1日は、小型宇宙生物となって人間の生体エネルギーを奪うマグニアが出現したエピソードの日。ホリイとの交流を経て、生きる希望を見つけることができたミチル。彼女は後に再登場し、ホリイ隊員と結婚することになります。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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