ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 ギラが王様になった理由って?

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第21話】

テレビマガジン編集部

決闘裁判でギラがラクレスに打ち勝った第20話に引き続く第21話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!

決闘裁判勝者のギラは本当の王になり得るか?

反逆者のはずだったギラは、キングクワガタオージャーとなり、オオクワガタオージャーに打ち勝ったのだが……  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
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ラクレスの王たる自覚を呼び起こすため、決闘裁判を申し込んだギラでしたが、ギラの気持ちに一向に応えようとしないラクレス。

これに失望したギラは、カグラギ・ディボウスキから託された王の真の力を引き出すというオージャクラウンランスを使ってラクレスに勝利しました。

こうしてラクレスに代わり、新たなシュゴッダムの王となったギラですが、当のギラはまだ自分が王様となってよいものか確信できずにいるようです。

そんなギラに対し、お前が望み、勝ち取った座であるとリタ・カニスカは宣言します。

思い起こせば一市民だったギラが、ラクレスの欺瞞を目の当たりにして反逆者となり、奇跡を起こして決闘裁判に勝利し、シュゴッダムの王となったのは事実です。

それでもギラは王になった自覚を持てないようでした。

するとジェラミー・ブラシエリは、2000年前の人類を救った5人の英雄の物語を語り始めました。

平和が訪れたとき、誰がチキューの王となるのか5人の英雄はもめたとのことです。

そこで英雄のひとりで後の初代シュゴッダム国王、ライニオール・ハスティーは、自らを始祖の王と認めさせるため、敗者は勝者の言うことに従うという誓約を交わしたうえで、4人の国王とそれぞれの得意分野で決闘したというのです。

その結果、ライニオールが全勝し、国を5つに分けて英雄たちにそれぞれの国を治めさせたというわけです。

この話を聞いたヤンマ・ガスト、ヒメノ・ラン、カグラギ・ディボウスキ、リタ・カニスカら一同は、同様の決闘をやる気満々、戸惑うギラもこれに従わずにはいられないようです。

4国王との決闘を行うギラ

ヤンマはキングオージャー召喚についてもシュゴッドを制御した自分のおかげだと豪語するが……?  ©テレビ朝日・東映AG・東映
決闘初っぱな、ギラに勝負を挑むのはンコソパのヤンマ・ガストです。

ヤンマが出すクイズに答えられたらギラの勝ちという寸法で、出された問題は「キングオージャーに合体する伝説のシュゴッドのうち、ヤンマが制御可能としたシュゴッドはどれ?」というものでした。

ギラはゴッドトンボの写真を指しますが、これは不正解。正解はなんと「全部」でした!

この答えに不服なギラ。それもそのはず、キングオージャーはギラがいなければ呼べなかったからです。

しかし、制御したのは自分であるとヤンマはギラの申し立てを突っぱね、リタの判定もヤンマの勝ちでした。

続けてギラに勝負を挑んだのはイシャバーナのヒメノ・ランです。

ヒメノはピアノ演奏の腕で勝負。流麗で見事な演奏を披露するヒメノに対し、ギラのピアノはとても聴けたものではありませんでした。

カグラギとの勝負は制限時間3分で山のような食材から料理を作り上げる料理対決です。

カグラギは姑息にも配下の黒子に手伝わせ、異常なスピードで多種多様な山盛り料理を仕上げていきますが、これに対しギラが創った料理はなんともお粗末、一同は真っ直ぐカグラギの料理へと向かいました。

リタの場合はにらめっこ対決。リタがどんな顔をしたのかわかりませんが、ギラは爆笑して悶絶、速攻で勝負はついてしまったのです。

かくして決闘の儀式は終了しました。
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