ここがすごいぞ! 『キングオージャー』 トウフ前国王・イロキとグローディに対峙するカグラギ!

スキマ時間で読む! 『王様戦隊キングオージャー』ストーリーと見どころポイント【第37話】

テレビマガジン編集部

カメジムからイシャバーナを奪還した第36話に引き続く第37話を、TELEMAGA.netが独自の視点で注目した「見どころ」と、本作ならではの「要チェックポイント」を紹介、本エピソードの魅力をあらためてピックアップ!

蘇った前国王イロキに支配されたトウフの運命は?

グローディにより蘇生されたトウフ前国王のイロキは再び玉座につくが、その真意とは何か?  ©テレビ朝日・東映AG・東映
突然結婚相手を決めると言い出したヒメノ・ランは、実は擬態したカメジムでした。

王様戦隊はカメジムを退け、イシャバーナの奪還に成功、次はトウフの奪還に向けてカグラギ・ディボウスキとリタ・カニスカが動き出します。

トウフの城下町ではカグラギが保管庫に放火し、米を全部燃やしてしまったとの噂が広まっていました。

もちろんこれは宇蟲五道化の画策、裏切り者に仕立て上げられたカグラギのかわりに玉座に座っているのは、グローディ・ロイコディウムの死者を蘇らせる能力で目覚めた前国王のイロキです。

リタとカグラギがタキタテ城に向かっているのを察知したイロキは、グローディを差し向けました。

この場はグローディが苦手とするリタに任せ、カグラギは単身タキタテ城に侵入します。その表情は覚悟とともに、どこか苦しさをちらつかせていました。

一方、トウフから食糧が届かず食糧難に陥ったイシャバーナにいたギラたちは、まずはトウフの奪還に動き出します。

関所前でグローディに遭遇、ギラたちは王鎧武装して戦いを試みますが、空腹のため動くことができません。

2000年も生きてきたジェラミー・ブラシエリだけは空腹などどこ吹く風の様子ですが、ギラたちはグローディが差し出した米に目が眩み、グローディの罠に落ちようとしています。

15年前にもトウフで暗躍していたグローディ!

空腹のギラたちに向かってグローディは米を炊き、毒入りおむすびを食べさせようとした!  ©テレビ朝日・東映AG・東映
カグラギは王の間でイロキと対峙しました。

カグラギとイロキが出会ったのは15年前。そのころのイロキは民に誠実な王であったとカグラギはつぶやきます。

かつて農民のひとりであったカグラギが作った米がイロキに認められ、これがきっかけでイロキのもとで王としての道を学ぶよう示唆されたのでした。

しかし、「神の怒り」事件が発生して事態は急変しました。

混乱のなか、イロキは食糧を独占し民たちを飢えさせたというのです。

米倉から密かに米を盗みだそうとする民たちに対し、異を唱えたカグラギは、イロキを説得すべく単身城へ向かったのでした。

そこで待っていたイロキは、民たちが反旗を翻したことを知り、縛り首になるよりはマシだと城に火をつけ自ら死を選んだのです。

その断末魔、イロキはカグラギのことを裏切り者とつぶやいたのですがそれはなぜなのでしょうか。

15年経ってカグラギはその答えにたどり着いたと言いますが……。

一方、腹を空かしてグローディが差し出したおにぎりを食べそうになったギラたちでしたが、ヒメノはおにぎりにゴッドスコーピオンの毒が注入されていることを察知します。

グローディは民を飢餓に追い込み、毒入りの米を食べさせようとしていたのです。

ギラたちも一転、食べ物を粗末にするのは邪悪なる者と、再度王鎧武装してグローディに立ち向かいました!

戦いのなかで、グローディは15年前にも米に毒を仕込んだのですが、燃やされてしまい失敗に終わったことを告白します。

そしてグローディは怪人態となって王様戦隊に戦いを挑んだのです!
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