太めの青竹が、竹飯ごうには最適!
1〜2合のご飯を炊くことを想定し、直径10センチほどの青竹を用意します。
乾いた竹は、加工用や燃料としては良いのですが、飯ごうとして使う場合は、水分を多く含んで燃えにくい青竹を選びましょう。
まずは、竹飯ごう作りからスタート!
縦置きタイプは節を片側だけ残してコップのように縦に置いて使うのですが、アルミホイルなどでフタをする必要があるため、今回はパスすることに……。
というわけで、あばれる君が作ってくれたのは、竹以外のものを使わない横置きタイプです。
サバイバルナイフで竹を切るのはさすがに手間がかかりますが、竹引き用ののこぎりがあれば、カットは意外と簡単ですよ。
切れ込みの端にナイフ(ナタがあればナタのほうがラク!)の刃を当てて、ナイフの背をたたきます。
竹の繊維にそって、縦に少しずつ刃を入れるように、ナイフの背をたたいていくと、反対側の切れ込みまでパカッと割れるんです。
サバイバル達人のあばれる君は、この刃を当てて少しずつ割り進める部分をすっとばして、ある程度切れ目を入れたら竹を直接たたいて割ってしまいました……。
これで、竹飯ごうが完成です。
切り取った部分はフタとして使うので、捨てないようにしましょう!
これって、ある意味、すごいですね〜!
あとはお米を入れる前に、竹の内側の薄皮や切りくずなどをきれいに洗い流せばOKです。