「ぐんまちゃん」アニメのメイン声優〔高橋花林×内田 彩×小倉 唯〕 書籍刊行「未収録インタビュー初公開」!
『アニメ ぐんまちゃん オフィシャルファンブック』発売記念! ぐんまちゃんの魅力を語る
2024.02.19
本の中には、アニメ「ぐんまちゃん」に登場したキャラクターや各エピソードの紹介、さらに、メインキャラクターの声優をつとめた、高橋花林さん、内田 彩さん、小倉 唯さんのインタビューも収録しています。
今回は、誌面の都合で書籍に掲載することができなかった3人のインタビューを、本の発売を記念して公開いたします!
キャラクターの魅力を最大限に引き出したい
あおまは、やんちゃな男子っぽさ、ですね。
思いきりはしゃいだり、ケンカしたり、調子に乗ったり、ちょっとズルしたり、ドン引きしたり、色んな表情を惜しみなく出したいなあって思って演じています。
監督からも言われていて気をつけていることは、常に「やる気もりもりだぜ!」という感じではなく、「あー、そろそろやるかぁ」みたいな、ちょっと気の抜けた感じを大事にしてほしいと。
普段の何気ない会話の温度感って、そんな感じじゃないですか。
あと、カッコつけたい、みたいな感じもありそうだなぁ。
でも逆に、アニメ以外でのあおまを演じる時は、見てくれている人にフレンドリーに話しかけるような気持ちを大事にしています。「劇団ぐんまちゃん」のコンサートなどには小さなお友達もたくさん来てくれるので、わかりやすく、元気に!やんちゃに!思いっきり!やっています。
あおま本人とも相談しているのですが、「ぐんまちゃんよりオレたちが目立って、人気者になっちゃおうぜ!」って。(笑)
ふたりでいつも、元気いっぱいにやっています。
ぐんまちゃんは、アニメでも「劇団ぐんまちゃん」のときでも、けっこう、ゆるさは大事にしていますね。
ゆるさと、素直さ、あと、純真さっていうんですか。
子どもらしさですね。
なにかにすごく興味津々で突っ走っちゃうときもあるけど、すぐ、それに飽きちゃう、みたいな。
そういう、子どもらしくてかわいらしい、素直で、ころころ変わっていく心情みたいなのを大切にしています。
ただ、ころころ変わるけど、それを出しすぎない。
ぐんまちゃんって、かなりフラットなんですよ、喜怒哀楽があるのかな、っていうぐらいに。
んー、どうですかねー。
……だらしないところとか、似ているかも(笑)。
だらけちゃって、すぐぼーっとしちゃうところとか。
わたし、なんていうんですかね、マルチタスクが苦手なんで(笑)。
それは、ぐんまちゃんもそうなんですけど、1つのことをやろうと思っていると、もう1つのことを忘れちゃう(笑)。
あと、猪突猛進みたいなところも、似てるかもしれないです。
みーみは、ふたりにつっこんだりすることが多いので、この3人の中では、一番大人なポジションなんですよ。
だから、きつくなりすぎないようにというのは気をつけていますね。
あんまり言いすぎると、いやな感じに聞こえてしまうし。
とはいえ、ぴしっとしめないといけないところもあるので、その加減がむずかしいですね。
あと、みーみのかわいいところと、ちょっとトゲのあるところ、そのギャップというかメリハリみたいなのは、意識していますね。
かわいらしいキャラクターなので、ちいさいお子さんに好かれるといいなあと。
みんなに、「みーみちゃん好き」って言ってもらえるように、かわいらしく演じようと思っています。