
【平成女児ブーム】現役大学生が語る! あの頃ハマった青い鳥文庫の人気作「若おかみは小学生!」は心温まる名作だった
【第5回】「若おかみは小学生!」シリーズ(作:令丈ヒロ子 絵:亜沙美)
2025.05.27

そもそも「平成女児」ブームとは?
「平成女児」とは、様々な定義がありますが、一般的には2000年~2015年前後に小学生中学生であった女子たちのことを指すことが多いようです。つまり、平成生まれ、特にZ世代(1990年代後半から2000年代前半に生まれた世代のこと)の女児たちのこと。
今、その世代が20歳~30歳前後になり、懐かしのゲームやキャラクターが続々リバイバルしています。
デザインなどのかわいさ、新鮮さで、あのとき女児だった女性だけでなく、令和のJS~JKも魅了。
現在はポップアップショップなども続々開催されており、彼女たちの心をくすぐる懐かしくかわいいデザインが世間を席巻しています。


「平成女児」が絶対読んでいた! 青い鳥文庫の懐かしい人気シリーズを紹介
本好きでない子も友だちと貸し借りしあって読んでいたほど、女児のみならず小学生みんなに大流行した青い鳥文庫。図書室では争奪戦が繰り広げられ、新刊が出るたびに話題沸騰でした。
内容の面白さはもちろん、キャラクターや挿絵も素敵で、「かわいい」が大好きな心をつかまれた方も多いはず。
そんな懐かしの青い鳥文庫の名作を、全5回にわたってご紹介!
最終回は読めば心がほっこりする「若おかみは小学生!」シリーズ(作:令丈ヒロ子 絵:亜沙美)をピックアップします!
「若おかみは小学生!」シリーズ
作:令丈ヒロ子 絵:亜沙美

どんな本?
事故で両親を亡くした小学6年生の「おっこ」こと関織子は、祖母の旅館「春の屋」で住み込みで若おかみ修業をすることに。そこにはゆかいなユーレイたちがいて……?
がんばるおっこにエールを送りたくなる大人気シリーズ。
2003年に第1巻が発売され、2013年に20巻で完結。
その後2018年4月8日から9月23日にかけてテレビ東京にてアニメ化もされた。
また、2018年9月21日に公開されたアニメ映画『若おかみは小学生!』は第22回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、第42回日本アカデミー賞 優秀アニメーション作品賞、第73回毎日映画コンクール アニメーション映画賞を受賞するなど、高く評価されている。
【公式】『若おかみは小学生!』9.21(金)公開/ショート予告
平成女児的推しポイントはココ!
おっこがとにかく純粋で、ひたむきに頑張っていて応援したくなる!!
次々に現れるお客さんの悩みを解決したり、ウリケンといい感じになったり、魔界に行ったり!? とたくさんのエピソードが盛り込まれていて、ワクワクします。
心温まるお話で、黒魔女さんと二大巨頭でみんなに人気だったイメージがあります。その2作品はコラボ作品も何冊かあって、それもとっても面白いんです!
令丈ヒロ子先生の新シリーズも面白い!
青い鳥文庫からではないですが、「なんとかなる本 樹本図書館のコトバ使い」もおすすめ。
目の前に現れた「なんとかなる本」に「なんとかして!!」とさけんだら……? 困った事態になった5人の子は、「コトバの力」で、ピンチを脱出できるのでしょうか?
「なんとかなる本」シリーズ
作:令丈ヒロ子 絵:浮雲宇一

青い鳥文庫はいつでも小中学生とともに
創刊以来、常に小中学生とともに歩んできた青い鳥文庫。平成女児世代に刺さりまくる名作ぞろいなんです。この機会に読み直してみるのも面白いかも?
もちろん、令和の小中学生にも大人気。ワクワクするような作品を届けてくれる青い鳥文庫のこれまでとこれからに目が離せません!
