『ウルトラマン80』リアリティ重視のメカニック群!

『講談社MOOK ウルトラメカ大全』よりぬきコラム【第7回】

テレビマガジン編集部

怪獣や宇宙人が出現して以来、その対抗手段として最先端のライドメカが次々と生みだされてきました。

ウルトラヒーローが怪獣と死闘を繰り広げるようになってからも、そうしたライドメカの進化は止まることなく、光の戦士たちの心強い相棒として、平和のための戦いを続けています。

今回は、『ウルトラマン80』の防衛チーム、リアル志向のメカが魅力的なUGMのメカをご紹介しましょう。
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80(エイティ)は人間の心のマイナスエネルギーが怪獣を生み出す原因の一つと考え、地球人の姿になり桜ヶ岡中学校で教鞭をとった。  ©円谷プロ PHOTO/講談社

外宇宙惑星探査船スペースマミーが活躍!

スペースマミーは大気圏内では翼を広げて、マッハ5で飛行することができる。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
UGMは「UTILITY GOVERNMENT MEMBERS」の頭文字で、国際連合直轄の地球防衛軍UNDAの怪獣・怪奇事件専門の特捜チームです。

極東エリアの基地は東京近郊の地下にあり、各種メカは防衛軍の滑走路を兼用して発進します。

そうしたメカの中でも、第11話の毒ガス怪獣メダン出現時に初出動したUGMの最新鋭メカが外宇宙惑星探査船スペースマミーです。

怪獣などを宇宙空間で迎撃するなどの任務に加えて、対流圏での戦闘も行うスペースマミーの武装は光子エンジンのパワーを生かしたプラズマミサイルなどの各種ミサイルです。

決めろ! フォーメーション・ヤマト!

滑走路から飛び立つ、スカイハイヤー(左)とシルバーガル(右)。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
吸血怪獣ギマイラを攻撃するシルバーガル。  ©円谷プロ PHOTO/講談社
そのスペースマミーに搭載されているのが、多目的戦闘機スカイハイヤーと小型主力戦闘機シルバーガルです。

スカイハイヤーはVTOL機能を持ち、機体前部の武装を換装することで核プラズマ砲、空対地ミサイル、ファイヤーストリーム、ボディリサーチ・レイなどを使うことができます。

またシルバーガルは上部の高速機α号と下部の万能機β号に分離して戦うこともできます。

UGMの矢的 猛とオオヤマキャップが考案した、分離したβ号が怪獣に接近して頭を上げさせた隙に、α号が急上昇して弱点ののどを狙うジャックナイフ・フライトを応用した攻撃、フォーメーション・ヤマトが、第13話で再生怪獣サラマンドラを相手に展開されました。

第50話の対冷凍怪獣マーゴドン戦では冷凍液と、スカイハイヤーとシルバーガルによるジャイアントボール作戦で、80の力に頼らずにマーゴドンに勝利することができました。

『ウルトラメカ大全』でスーパーメカの進化と戦歴をチェック!

平和を実現するための科学力と、優しさを忘れない想いが結晶となったのがウルトラメカではないでしょうか。

そんなウルトラメカの実戦投入の歴史と全容、そしてウルトラヒーローとの共闘の歴史を、『ウルトラマン』から『ウルトラマンブレーザー』まで追ったのが『講談社MOOK ウルトラメカ大全』(税込定価:2970円)です。

人類が知恵を振り絞って、怪獣や侵略者と戦い続けてきた歴史をぜひ確認してください。
『講談社MOOK ウルトラメカ大全』(税込定価:2970円)

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てれびまがじんへんしゅうぶ

テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga