バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 小学生がブンブラックに弟子入り? ブンブンジャーロボは重量オーバーで通行禁止に!【2024年12月8日公開】

スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第40話】

テレビマガジン編集部

苦魔獣タイジュウケイグルマーは人々の恥ずかしい数字を浮かび上がらせギャーソリンを収集する!  ©テレビ朝日・東映AG・東映 PHOTO/講談社
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サンシーターたちがワルイド・スピンドーに気に入られるべく、新たな苦魔獣タイジュウケイグルマーを作り出したのだ。

タイジュウケイグルマーがメガネを光らせると人々の頭上に数字が浮かぶ。それはカップルそれぞれのつきあった人の数、面接に落ちた数など、人々にとって恥ずかしい数字であり、それを明かされた人々からは悲鳴=ギャーソリンがあがっていったのである。

駆けつけたミラとジョウもタイジュウケイグルマーの餌食となり、ミラは運転免許の試験に落ちた回数を明かされ、ブンブンジャーの運転屋の名に恥じるとその場に崩れ落ちた。

さらに、ジョウの頭上にも数字が浮かび、その身は苦魔獣が放ったメジャーで拘束されてしまった。

しかし、一番低かったテストの点数、おねしょした年齢などが提示されてもジョウは「だからどうした」と一蹴する。

ところが最後に一際大きく「9」の数字がジョウの頭上に浮かぶと、ジョウはガクッと膝をついた。

「ジョウが大きな間違いを犯した年齢だ」と指摘するタイジュウケイグルマーに対し、ジョウはうなずき、「ちょうどイツキと同じくらいのときに自分は大きな間違いを犯したのだ」と打ち明け始めたのだ。

それは冬の寒い時期、「仕事に行くとき寒い」という警察官の父を気遣った幼きジョウは、ストーブの火で警官服を暖めようとして焦がしてしまったのだった。

謝るジョウに対し、ジョウの父は、「やさしさをなくすな、間違うことを恐れるな」と教えたのである。

そして今、ジョウはイツキに対し、「間違うことを恐れず自分の心が向いたほうに100パーセントのアクセルを踏み、自分のなりたいヒーローになれ」と言葉を投げかけたのだ。

一番大きな間違いを指摘したにもかかわらず、平気でいるジョウに狼狽するタイジュウケイグルマー。

ジョウから「おまえは何も計れていないのだ」と言われて苦魔獣がアイデンティティを失うと、人々は巻きついていたメジャーから解放されたのである。

かくして、ミラとジョウはブンブンジャーにチェンジし、イツキの目の前でネジレッタたちを豪快に倒していった。

さらにイシロウ、タイヤ、ゲンバ、ブンブンも駆けつけ、イツキをブンブンに任せたタイヤたちはブンブンジャーにチェンジしブンピンク=ミラ、ブンブラック=ジョウに合流。苦魔獣と対決し、チャンピオンブンブラックが放った必殺技でタイジュウケイグルマーは爆散した!

重量オーバーで苦戦するブンブンジャーロボチャンピオン!

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