バクアゲるぜ! 『ブンブンジャー』 ブンブンマリンが心を開きブンブンジャーロボ モンスターが完成!
スキマ時間で読む! 『爆上戦隊ブンブンジャー』ストーリーと見どころポイント【第14話】
2024.06.02
新たな苦魔獣レイゾウコグルマーが登場!
鳴田射士郎(メイタイシロウ)である。
すると、まもなく魚の餌やり体験が始まるという女性の声がする。
「お兄さんもどうですか」と声をかけながらイシロウの顔を覗き込んだのは志布戸未来(シフトミラ)だ。
なぜこんなところにいると驚くイシロウが聞けば、ここでバイトをしているのだと答えるミラ。
それよりイシロウこそなぜこんなところにいるのかとミラに聞かれたイシロウは、重い口を開いた。
自分の気持ちを鎮めるため、そしてブンブンマリンの心を開くために水族館にきたとその理由を語った。
実はイシロウ、水族館の年間パスを持つほどの水族館マイスターであり、そんな自分がブンブンマリンに認められぬはずがないというのだ。
振騎玄蕃(ブレキゲンバ)に相談してみればと勧めるミラの言葉をさえぎり、余計な口出しをするなとイシロウはミラを戒めた。
それから……バイトが終わったミラが帰ろうとしたところイシロウはまだ水族館にいた。
あらためてイシロウが水族館を心底愛しているのを知ったミラだったが、多忙なイシロウがなぜ水族館にこられるのか不思議に思い、イシロウに問うと、時間がないからこそくるのだとイシロウは答える。
そしてイシロウは、危険な任務に忙殺され、心を失いかけていたときに、たまたま寄った水族館の生き物たちが自分を癒やしてくれたという過去をミラに語り出した。
イシロウにとって水族館は大切な場所だったのである。
そのころ、サンシーターたちはキャノンボーグに𠮟責されてまた行動を開始しようとしていた。
住宅街に停まっていた引っ越しトラックに近づいたイターシャは、業者が運び出していた冷蔵庫にイグニッションキーを挿し、苦魔獣レイゾウコグルマーを誕生させたのだ。
さっそくレイゾウコグルマーとともにギャーソリン集めに向かおうとしたサンシーターたちを、なぜかキャノンボーグは「アナタたちは残りなさい」と止めたのだが……。
魔改造されたブンブンキラーロボが登場!
次は水族館の中だとレイゾウコグルマーが入ろうとしたところ、駆けつけたイシロウとミラが立ちはだかる。
するとそこへ走り込んできたのがサンシーターたちが乗る黒いトレーラーだ。そしてトレーラーはイシロウらの目の前でブンブンキラーロボへと変形した。
見ると両腕には新たな武器が装備されている。キャノンボーグいわく、超攻撃型仕様だそうだ。
そこへ範道大也(ハンドウタイヤ)、阿久瀬 錠(アクセジョウ)、ゲンバも駆けつける。
冷凍ビームを放つレイゾウコグルマーに対し、ここは二手にわかれるのがベストだとゲンバは進言、イシロウ=ブンブルーは苦魔獣は自分に任せてキラーロボと戦うように示唆する。
ミラはイシロウとともに戦うと残ろうとするが、イシロウは大切な水族館を自分一人で守れるくらいでなければブンブンマリンに認められないというのだ。
事情を察したタイヤは、ジョウ、ゲンバ、ミラとともにブンブンチェンジし、ブンドリオが発進させたブンブンカーに乗り込んだ。
そしてブンブンジャーロボ ポリスに爆上合体し、ブンブンキラーロボに立ち向かっていく。
右手のドリルと左手の爪で連続攻撃を繰り出すブンブンキラーロボの猛攻に苦戦するブンブンジャーロボ!
一方、ブンブルーは次々とネジレッタを倒していくが、レイゾウコグルマーの冷凍ビームで凍った地面に滑って転び、それでもブンブンハンドルガンモードでレイゾウコグルマーを攻撃するも、氷の盾によって阻まれてしまう。
さらに氷ボンバー攻撃をまともに受けたブンブルーは変身解除してしまった。
勝利を確信したレイゾウコグルマーは水族館内へ向かおうとするが、イシロウは必死の思いで立ちはだかる。
再度、レイゾウコグルマーの氷ボンバーを受けたイシロウは満身創痍、倒れながらもレイゾウコグルマーを制止しようと必死にすがりつく。